ファクトリーの柏原です。

なかなか共感してもらえないのですが、私の好きなものの1つに椅子があります。
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椅子といっても何でも良い訳でなく、ちゃんとデザインされた椅子のことです。
普通の椅子と何が違うのかというと、造形が洗練されていて、綺麗だったり力強かったり、まるで生き物のように全体に完成されているのです。

そうした椅子に座っていると、人も洗練されて見えます。

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例えば、ハンス・J・ウェグナーのザ・チェアという椅子には有名なエピソードが残っています。ジョン・F・ケネディがアメリカの大統領選挙のテレビ討論会の際、この椅子に腰かけ、その颯爽とした姿が人々の印象に残り、選挙はケネディが勝利したというものです。

もちろん、椅子よりもケネディ本人の政策答弁や人柄など、総合的な選挙活動が最大の勝因だと思われますが、イメージに気を遣っていたケネディがこの椅子を選択したということは、やはりこの椅子の佇まいに力があると感じたからでしょう。

日常でも、椅子によってその人の見え方が変わったり、部屋の雰囲気が変わり、ひいてはその空間にいる人の気持に影響するということはあると思います。だからこそ、椅子はちゃんと好きなもの、良いものを選びたいと思います。

椅子の魅力が分かりやすく書かれた本を紹介します。

chair「父の椅子 男の椅子」という本で、作者は建築家の宮脇檀の長女の宮脇彩さんです。父親とのエピソードを通して、とても分かりやすく椅子の魅力を伝えてくれる本で、読み進めるにつれて椅子を見る目がどんどんと変わってくると思います。

ところで、先ほどのザ・チェアですが、ケネディのエピソードのこともあってか、今は1脚50万円以上もしてしまいます。これは極端にステイタスシンボル化してしまったからだと思いますが、一般的に、昔から名作といわれる椅子はやはり高額です。

そうした有名な椅子は確かに素晴らしいですが、あまりに高額でなかなか買えません。でも、現代の日本にもちゃんとデザインされた良い椅子を作るメーカーは沢山あり、もっとリーズナブルです。(といっても安くはないですが・・・)

 

そして、そうした椅子の中には、なかなか素晴らしい椅子もあり、時々ザ・チェアにも匹敵するものを感じることがあります。

みなさんも、次回椅子を選ぶ際は、そうした良い椅子も候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。

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the chair を作成しているメーカー「PPモブラー」です。

http://www.pp.dk

ザ・チェアのデザイナー、 ハンス・J・ウェグナーの他の椅子を沢山作っているメーカー「カールハンセン&サン」です。

http://www.carlhansen.com/

もう70年も前の作品なのですが、名作で未だにロングセラーが続いているものが沢山あります。でも現代の日本国内の椅子にも、良いものが沢山ありますよ!

※椅子は全般にそうなのですが、写真と現物は結構イメージが異なっていて、現物の方が断然かっこ良いです。

  
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