監査一部門の清岡です。

 

利益は、何からできているのか?

単純に考えれば「売上高-原価-経費=利益」、または「売上高-変動費-固定費=利益」となります。

今回は、通常よく見かける前者をもとに簡便的に見ていきましょう。

 

では、利益を増やすには、また赤字を減らすには、どのようにすれば良いのでしょうか。

簡単に考えれば、上記の算式のいずれかを改善、又は総合的に改善すればいいのです。

 

① 売上高を増やす(単価のアップ、販売数のアップ)
② 原価を下げる
③ 経費を下げる

 

それでは、それぞれの項目がどのように利益に影響しているか見ていきましょう。

 

 現 状 
 

売上高   1,000(単価100×販売数10)
原 価    500(原価率50%)
経 費    600
利 益   ▲100(上記算式 1,000-500-600=▲100)

 
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 

 ① 売上高を増やす 
 

売上高は物を販売したり、サービスをした対価が売上となります。

よって、単価×数量=売上高となります。

1個の単価を上げるか、販売数を増やすことで増加します。

上記の例でいくと、売上により赤字を解消するためには売上を200増加する必要があります。

(売上200-原価100(売上×原価率)=利益100)

 

売上高  1,200
原 価   600(原価率50%)
経 費   600
利 益     0(上記算式 1,200-600-600=0)

 

この場合は、商品に付加価値をつけて単価を120にするか、販売数を12にする事で解消できます。

《単価120の場合》  120×10=1,200

《販売数12の場合》  100×12=1,200

 
 

 ② 原価を下げる 


また、上記の赤字を解消するには、原価率が10%下がれば原価が100減少します。

 

売上高  1,000(単価100×販売数10)
原 価   400(原価率40%)
経 費   600
利 益     0(上記算式 1,000-400-600=0)

 

ただし、これは外部(外注先、仕入先)との交渉も必要となり、なかなか難しい事でもあります。

 

同じように、売上高を増やすと言っても、そう簡単に価格の増加は出来るものではありません。

そこで、内部の努力や改善で出来ることが「経費を下げる」になります。

 
 

 ③ 経費を下げる 

 

上記の例でいえば、経費を100減らす必要があります。

言い換えれば、「経費を100減らす」ことと「売上を200増やす」ことは、同じ効果があるということになります。

売上高 1,000(単価100×販売数10)
原 価  500(原価率50%)
経 費  500
利 益    0
(上記算式 1,000-500-500=0)

 

例えば、紙の節約(コピーの裏紙使用、保存資料の電子化)、電気代の削減(エアコンの温度設定、蛍光灯のLED化)、備品の見直し(不要、過剰の確認)等の社員のちょっとした努力やアイデアで、削減が可能になります。

 

社員一人一人が経費削減に向けて、日々努力をする事が、結果として会社の利益に繋がります。会社の利益が増えるという事は、ゆくゆくは社員の給与が増えることに繋がるかもしれませんね。

 

ただし、経費の削減には業種によっては人員削減が一番になる場合もあります。特に外資系はその傾向が強いかもしれません。

  
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