IMG_7139 たまにしか観ないテレビを、たまたまスイッチを入れた瞬間、あるCMの真ん中辺りで”えっ!!”。 以前2回も観た、三国志のドラマ”三国志 Three Kingdoms”。それも、データファイル付きっていうやつです。人間、いつ心の隙間ができるのか自分でもわからないのですが、それを観た瞬間にできてしまったようで、その隙間にきっちり刷り込まれた感じです。”創刊号は・・・、”というのが見えたので、”あ~!また買い続けるやつ?” 以前に痛い目に?遭った事がある。人間、学習するようで学習しません。何だか変なワクワク感が止まらず、買うのか止めるか、買うのか止めるのか、悩みに悩んだ挙句の果てに、やっぱり買ってしまいまIMG_7141した。

 

講談社から発売された、”三国志DVD&データコレクション”創刊号です。そうなのです!巷でよく見かける、しつこいぐらいにテレビコマーシャルをする、あのデイゴスティーニのような売り方。創刊号は特別価格で通常の半額。しかも三国志のファイル付。第二巻目からは通常の価格になるとわかっているのに、蟻地獄に落ちていくようなパターン!別に三国志のファイルが欲しいのではないのですが、買ってしまった後は、自分で自分を説得にかかります。心理ですね。”創刊号だから、ドラマ4本入って、値段も半額で、しかも三国志クリアーファイルまで付いてるぞ!””中身を見て嫌だったら、次買わなきゃええんちゃうの!””定期購読のIMG_7140申し込み用紙送ったらあかんな”とか、自分のこの購買意思決定を必死で正当化します。

 
因みに以前、何冊送られてくるのかも調べずに、ディアゴスティーニの”歴史のミステリー”というシリーズ物を定期購読で申し込んだことがあります。少しペースダウンした時に、いつまで来るのやろかと調べ、全101号と分かった時には時すでに遅し。最終号まで止めるに止められません(もういいですと言えば止めらIMG_7143れるのですが)。特に半分以上の号数が進んでしまって止めるとなると、中途半端なシリーズ物のコレクションとなってしまい、結局、最終号まで黙って封を開けずに山積でも買ってしまうという代物。未だにこの雑誌は、バインダーまで買って、昔の百科事典状態で本棚に鎮座しております。

 

創刊号に続いて、矢継ぎ早というか、一週間もすると第二巻目。さすが!やるな!次はなんと!データファイルを閉じるバインダーIMG_7145がおまけに付いてくる特別セット。熱を冷まさない戦略。既に創刊号のDVDで4話はドラマも観ています。”ここで引き下がったら男がすたる!”このDVDは二度も観ているので、第5話のストーリーもあらすじは分かるのですが、やはり気になる。”4巻目の最後に勝負から離脱した呂布はどうなってしまったんやったっけ~??””もし買い続けてデータファイルが溜まった時は、やはりバインダーも必要になるな~”なんて、(次のバインダーからはお金で買う事になるのですが)また、自分で自分を説得。あぁ~!やはり買ってしまいました(^_^;)

 
人間の購買心理っていうのは、複雑なようでとても単純明快かもしれません。今回の私の揺れ動く心理のつぶやきを分析してみると

・無駄に思えるような物を買えば買うほど、自分で自分を必死で正当化し説得する
・特別〇〇というキーワードに弱い
・ちゃちなおまけに弱い
・熱が冷めないうちの矢継ぎ早の戦略(鉄は熱いうちに打て!)
・シリーズものは最後まで揃えないと気が済まない
・商品の見た目も気になる
・買っただけでその気になる
・人は学習するようで学習しないのか
・少しづつ完成していく喜び
・もちろん中身が面白くないとダメ
・一回当たりの金額が何とか割高感を与えない

んん~!まあ、これだけ商品販売戦略のネタが得られるのなら、この本の定期購読しても、え・え・か・な~!と心の中で説得完了!!

やこやこ

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