136c26d4a382f62b540279b3a4c8318a_sこんにちは、シンプルコムです。

最近、迷惑メールが増えていませんか。巷でもメールを使った詐欺被

害が急増しているようです。手口がどんどん巧妙になってきており、

注意をしていてもクリックをしてしまいがちです。

ここ最近の実例を挙げていきますので、被害にあわないようお役立て

ください。
 

傾向としては、メールタイトルも以前は英語のものばかりでしたが、いまは各言語、いろいろな業界の単

語が使われてきています。「請求書」や「振込」「予約」などには、どうしても反応してしまいます。

例)
「Invoice」「SCAN0000759」「Your Photo」「宅急便納品完了のお知らせ」
「(○○銀行)お振込受付のお知らせ」「【要連絡】修繕依頼」
「Bill for papers 6895-29-09-2016」「E-TICKET 955189」
「司法書士の半田です。」などなど・・・

 
また、クロネコヤマトのように実在するアドレスや、知人のアドレスからも送られてきますので、メール

フィルタ機能だけでは対応できなくなっています。

添付ファイル・ZIPファイルは絶対に開けず、文中のリンクもクリックしないようにしてください。

 

特に3点、注意してください。

1.フィッシィング詐欺サイトは巧妙なので注意。IDとパスワードは絶対に入れないこと
  ⇒ 勝手に振込や注文をされるようになります

2.インストール画面になったら、必ずキャンセルすること
  ⇒ パソコンが遠隔操作されたり、自分のアドレス帳を送信してしまいます

3.出会い系等アダルトの匂いがしたら、とにかく閉じること
  ⇒ 架空請求が来ます

 
「1」は注文の取り消しやカードの停止など、事後処理に多大な労力を必要とします。
大手銀行は「ワンタイムパスワード」を採用するなどして、後手後手ではありますが対策されつつあります。
 
企業としては「2」がもっともダメージがありますが、個人使用のパソコンで責任追及される例は、まだありません。追跡が困難な割に、情報が少ないからです。「ベネッセ」などの大手サイトで、多数の顧客リストを持ってるところが、いまのところ大きな責任を負っています。
 
「3」は徹底的に無視で大丈夫です。
数万円という請求が多いので、こっそりお小遣いで支払った、という例が多く、まだまだ流行は続くと思われます。

 

迷惑メールが届いた時のシミュレーションをしてみましょう。

1.メールのタイトルだけ読む
2.メール本文をひらく
3.本文にあるリンクをクリック
4.表示されたサイトのボタンをクリック
5.「ダウンロードしますか?」にイエス
6.「インストールしますか?」にイエス
7.サイトのフォームにIDとパスワードを打ち込み「送信」

たいていは、1と2の時点で削除されると思いますが、もしその先にいった場合でも、通常のウィルスチェックソフトで「警告」がでます。各動作で、許可をしない限り大丈夫です。

 

【 対 策 】

なによりも、差出人・件名に注意し、怪しいものや心当たりのないものは開かないことが大切です。

特に添付ファイルが付いたものは、細心の注意が必要です。

・基本的なウィルス対策ソフトがはいってれば、大丈夫
・ブラウザが最新であれば、警告がでてアクセス許可されない
・ルーターを使っていれば、外からの侵入は防げる
・メールを開いただけで感染、という例はなくなったが、ブラウザのリンクをひらくときに注意

 

最後に、偽装・詐欺メールのサンプルを載せておきます。

巧妙に偽装されており、つい騙されそうになります。ご注意ください。

 

こちらの動画では、UFJ銀行を装ったサイトで乱数表の番号を全部入力させるところが紹介されています。

見ているだけでドキドキします。

  
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