昨年買ってしまった『三国志』創刊号、無事全巻最終まできっちり揃いました。この一年、時間だけはたっぷりあったので、念入りに96話のドラマを日本語字幕で観たり日本語で観たり、気になる人物とかが出てくると、その将軍が出始めた話をもう一度さかのぼって探してみたり、データファイルを確認しながら登場人物の人間関係を確認したり、と濃いく2回づつ丁寧に観ました。今までにTSUTAYAのレンタルで同じものを2回観たので、4回目をじっくり完鑑賞したことになるのでしょうか(^_^;)

 

今回は『三国志』の内容の話ではなく、シリーズ物は途中で止めるのにかなり抵抗が出来てしまう購買心理の話なのですが、私だけでしょうか?一昨年のつぶやき”【0389話】創刊号、買ってしまいました”から始まってしまったのですが、TSUTAYAで同じDVDを2回も観ているのにもかかわらず、今度はレンタルではなく買わせる!それはTSUTAYAでは無かった「おまけ」。分っちゃいるけどそのまき餌に食いつき、販売者の思い描かれた販売ルートに導かれ、もうやめられない号まで引っ張られるあの手この手の餌のまき方。1回のDVDが1,790円なので、32巻送られてきて56,314円(初回のみ824円)。プラス2冊目のバインダー代。

 

ここには、大きな三つの購買心理が働きます。それは

①一つ目購買心理ー最初の購入のお得感と、ダメだったらすぐに引き返せる感。
②二つ目購買心理ーシリーズ物は揃えたくなる心理。
③三つ目購買心理ー買ってしまった後、後悔しないように自分で自分を説得する心理。

 

②の”シリーズ物は揃えたくなる心理”に焦点を合わせて、今までに私自身そういう事は無かったのか??って思い起こすと、あるはあるは!!それにおまけのシリーズ物に弱い。これは恥ずかしくて大っぴらにいえる事ではないのですが、記憶は定かではないのですが、不二家やったかどこかのお菓子のおまけに、10種類のペコちゃんキーホルダー?が入っている、というのがありました。確かにそのお菓子を買うと、おまけが入っている。そして、その箱の裏側にそのおまけの一覧が載っていて、一つだけ謎の物。最初はお菓子を一個単位で買っていたのが、どうしてもそろわないので、別に食べたくもないお菓子を箱買い。

 

”三国志”も32巻まであるのですが、例えば並べてみたら17巻目がどこかに紛失している!となると、多分ネットか何かで探して揃えたくなってしまうかもしれません。人はどんな物が欲しいのか?必要だから買う?必要でなくても買う?購買心理には色々とあるのですが、それぞれの購買心理をくすぐる仕掛けがきっちりされている商品、サービスが売れていくのでしょうかね。気が付けば私はシリーズ物の樹海に頻繁に引き込まれて、樹海の中がどのようになっているのもわかっているのに、また次の樹海へ(^_^;)

 

今まで買ってきたシリーズ物にしても、必ずゴミになっていくのは間違いないのですが、まあ96話をしっかり4回も観たので、三国志検定は受けれるのではないかというぐらい自信はつきました(^_^;)これは③の購買心理からでしょうかね!と、しっかり販売者の意図通りにはまった報告でした。

 

やこやこ

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