オペレーション部門の橋本です。
通勤時間が長いので、電車の中ではだいたい本を読んでいます。

 

先日、初めて「どくしょ会」に参加してきました。
作家さんをお呼びし、参加者はその方の作品を読んで語り合うというものです。
新聞でよく「どくしょ会」の案内記事を目にし、一度参加してみたいと思っていました。今回初めて応募したのですが、聴講券が届いたのはラッキーですね。

 

参加したのは「関西スクエア 中之島どくしょ会」で、作家は森見登美彦さん、作品は「夜行」です。
今年の本屋大賞にノミネートされています。聴講券が届いた次の日、早速買いに行きました。
ノミネートされているのは、その時に知った次第です…。

 

この作品は、京都を中心としたどこか不気味な雰囲気の怪談です。
怪談といっても、ファンタジーの要素もある不思議な感覚で、とても読みやすかったです。

 

さて、「どくしょ会」の会場は中之島フェスティバルタワー12Fで、以前、語彙検定を受けた時と同じところでした。定員100名ということでしたが、超えていたと思います。

 

入った瞬間から、かなりの熱気です。

 

初めての参加なので、普段の男女比率や年齢比率は分からないのですが、司会の方が「今日は若い方が多いですね。」「女性が多いですね。」と言われていたので、いつもとは少し違ったファン層だったようです。
また、「森見作品で夜行が初めての方は?」との問いに私を含めて3名ほど、「5冊以上の方は?」との問いにはほとんどの方が挙手されていました。

 

なるほど。この会場の熱気は、私のようないっちょかみではなく、大勢の本物の森見ファンの方々によるものなんだなぁと改めて思いました。

 

さてさて、当の森見さんですが、本当に普通の方です。道ですれ違っても分からないのではないかと思うほどです。見た目もそうですし、話し方もそうですし、その普通さがいいのでしょうか。

 

作品の裏話など色々話してくださり、参加者の質問(アンケート用紙に記入)にも、丁寧に答えられていました。その質問も、ミーハーなものではなく、作品をしっかり読んで自分なりに解釈し、訊ねているというものでしたよ。

 

今月7日(もう明後日です)には、この作品ではないですが、山本周五郎賞を受賞しているベストセラー作「夜は短し歩けよ乙女」という作品がアニメ映画化され、全国公開されるようです。

 

このように、今、のりに乗っている森見登美彦さん。
今後の活躍にも期待です!!

  
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