監査二部門 梅本です。

今、神戸を本拠地とするサッカーチーム「ヴィッセル神戸」が世間を賑わせています。
 
その大きな要因は、何と言っても、世界的な名手であるアンドレス・イニエスタ選手の加入です。イニエスタ選手は、直前まで世界最高峰のクラブチーム「FCバルセロナ」所属し、第一線で活躍してきた、スペシャルな選手です。さらに知名度や実力もさることながら、人柄やプレースタイルに至るまで素晴らしく、日本人にもファンが多い選手です。

FCバルセロナというチームが好きではない私も、イニエスタ選手の事は嫌いになれません。
 
そんなイニエスタ選手、契約した年俸もビックリ。
なんと!推定32億円!
 
昨年加入した、ルーカス・ポドルスキ選手の年俸も7億円と高額でしたが、それをさらに大きく上回り、Jリーグ25年以上の歴史の中でもダントツの最高年俸です。
 
付け加えれば、鹿島アントラーズ・ガンバ大阪など強豪チームの総年俸が約11億ですから、イニエスタ選手1人に対して約3チーム分の給料を支払う事になるのです。
 
ではここで、ヴィッセル神戸の平成29年12月の決算広告を見てみましょう。

資本金      9800万
資本剰余金  5億6100万
利益剰余金 △6億5100万

 
お分かりになりますか?
純資産が800万、つまり債務超過目前です。
債務超過になると、Jリーグではクラブライセンスの剥奪になります。
 
そこに年俸34億円の支出が上乗せされるわけです。
 
通常であれば高額な年俸の選手と契約している場合ではありません。
「入場料収入」「グッズ収入」「広告料収入」の増加分だけでは足りません。
これを補うのは親会社の楽天と三木谷社長の存在なしには不可能でしょう。
 
現在、ヴィッセル神戸は完全に楽天の子会社となり運営されています。
ヴィッセル神戸の露出が増えれば増えるほど、楽天や三木谷社長の露出も増えるのです。
 
つまり、楽天の世界的な知名度やブランド価値の向上、海外事業の拡大の為の先行投資なのでしょう。
かなり大胆な投資判断ですね。
 
それに三木谷氏は、神戸市出身です。
地元のクラブチームを世界的に有名なチームにしたいという想いもあるのでしょう。
 
このブログを書いている途中、吉田監督が解任され、スペイン人の監督が新たに招聘されたようです。
ここまで来ると、ヴィッセル神戸を夢のあるビッグクラブにして欲しいですね。
 
そんな私は毎年1度、スタジアムへ足を運ぶのですが、まだ今年は行けていません。
チケットがとりにくいのです。人気が出るのも困ったものですね(笑)

  
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