断捨離”最初この言葉を見たとき、”え!断たれて、捨てられて、離される?なんと悲惨な言葉の塊”と思いながら、しかし気になり早速アマゾンで断捨離というキーワードで本を3冊ほど注文。読んでみると、そのとおり!色々な事につながり、大げさに言うと生き方、宇宙の法則そのもの。何て思いながら一気にいってしまいました。

この”断捨離”というのは、ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用、不要なモノを断ち、捨てることで、モノへの執着から離れ、身軽で快適な生活を手に入れようというもので、やましたひでこ(山下洋程子)さんが提唱する考え方です。身の回りを見回しても色々な物に溢れており、自然とは言いませんが兎に角増え続け、勝手に減りません。減らそうとすると意識を持って、減らすぞ~!でないと減りません。何度も書きますがドンドン増えます。

私の事務所にしても、日々色々な書類が送られてきたり、もちろん色々な物も買ってきたりと増加します。それらの物を処理するのにも時間がかかり、ついつい後回しなんて事になると便秘状態。人間の生きるための根本でも、まずは「食べる」から始まり次にそれを「消化吸収」し、後は「排泄」で終わり。それを日々繰り返しています。「排泄」が滞ると「便秘」状態ですかね。しかしちょっと注意すべき点は、片付けだけでは無いという事です。

またちょっと見方を変えて物というものを考えると、それを所有している人とその物には何らかの執着があります。執着があるから手元に置いてあり、その執着から離れられない。という関係があります。たくさん物を所有しているというのは、見方を変えるとたくさんの物に執着というエネルギーによって拘束されている?のかも知れません。それが良いか悪いかという議論ではありません。

自宅を所有していると銀行は担保力があると見てお金を貸してくれるのですが、見方を変えれば自宅があるからその自宅がその債務者を拘束してくれていて、逃げれないだろうという信用力かもしれません。また家の中を見渡すと、使いもしないガラクタ?的な物が、ごろごろあります。音楽を聴こうと以前買ったCDも棚にずらっと並び、本も一度読んだっきりただ並べてあるだけの本が殆ど。箪笥の中を見るともうサイズも合わないし、一生着ないないと思われるスーツとかが何着も並べられていたり。

これを見直して身軽に生きていこうという考え方が、”断捨離”です。個々人の生き方の問題でもありますが、企業経営にもこの考え方は非常に重要です。目に見える世界と目に見えない世界、どちらにも共通するキーワードです。何かを手に入れたい!その時は一度持っているものを離してみる。

次回のつぶやきでは、もう少し掘り下げてみたいと思います。

やこやこ

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