M社のK専務さんは沖縄支社担当です。とても前向きでお世辞抜きで美女!私はファンの一人です。毎月2回会議で沖縄の話が聞けます。今回も専務さんと会議の前に話をしているとき、”今年沖縄はでいごの花が沢山咲いていて、この花がいっぱい咲く年は台風が多い・・・。”っていう話で盛り上がっておりました。そうなんだ?!とか考えていた瞬間、”あぁ?!!”(ちょっと大げさ)ある唄の歌詞を思い出しました。自分の中では横溝正史のミステリー小説に出てくる金田一耕介の謎解きのような感覚です。それは私の大好きな唄の THE BOOMが歌う”島唄”の出だしのところ。

「でいごの花が咲き、風を呼び嵐が来た?・・・でいごの花が咲き乱れ、風を呼び嵐が来た?」

そうやったんや!でいごの花が咲き乱れると台風がやってくるって事なんや!何て、へんに感動してしまいました。”でいご”は沖縄県の花ということで、デイゴが咲き乱れるとその年は台風の当たり年で、天災(干ばつ)に見舞われるという言い伝えがあるそうです。もちろんでいごの花が台風を呼ぶのではなく、でいごの花が咲き乱れる自然の条件と台風が大量に発生する、又は台風が発生し沖縄に大いに影響を与えるルートになる、という自然の条件が一致しているのでしょう。

3月に起こった東日本大震災も何らかの予兆はあったのでしょうか?昔から地震には特に予兆と言われている現象は多いようですが、今回の地震にもあったようです。例えば”茨城県鹿嶋市の下津海岸で3月4日夜、クジラ約50頭(後刻、52頭と判明)が打ち上げられているのが見つかった。地震前兆か?☆鯨52頭海岸に…茨城県★NZ でも”という記事がありました。記事の中でも”もしかしたら、これは地震前兆かも知れません”と記されています。こういった予兆かも知れませんというのは、起こってからやっぱり地震の予兆だったんだ!とわかるのですが、はっきりその予兆が起こっているときに、何日以内にほぼ・・%の確立で大地震が起こる!というのは見たことがありません。

また自然現象の予兆も重要ですが、人間の体に関してもやはり予兆があるようです。私も最近この予兆というのを体験しました。大きな体調の変化が自分でもあまり結び付かない部分に出ていました。その予兆をきっちりと見逃さずケアーしていたら・・・。そして企業経営も同じです。大きな経営体質の変化が、いろいろな予兆として数字で現れます。その予兆を日頃から分析しそれに対する対策を実施しながらより健全な経営体質へ向かう。

でいごの花が咲き乱れた年は台風の当たり年、だから台風に備えて・・・。と同じように自分の体にもいろいろを耳を傾け、何らかの予兆を常にチェックしながら生きていく。そして企業経営も徹底的に分析しながら、起こりうる変化にいち早く対応できる企業体質をつくっていく。何に付けてもこの”予兆”、自然科学的、医学的、心理学的、経営学的にわかるようになればいいですね。

おまけに、THE BOOMが歌う”島唄”You Tubeでどうぞ

http://youtu.be/oFSDyM8whtk

やこやこ

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One thought on “【0283話】 でいごの花が咲き乱れると

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