監査一部門の清岡です。

損益分岐点は、企業の利益と損失の境目です。
これを少しでも超えれば「利益」となり、足りなければ「損失」になります。
すなわち企業の採算点を表しており、企業として必ず越えなければならない点です。
なお、この損益分岐点は部門単位での算出も可能であり、自社(全社)、各部門で共通した総合指標でもあります。

 

損益分岐点売上高は以下の算式で求めます。

損益分岐点売上高 = 固定費 ÷{(売上高 − 変動費)÷ 売上高 }


また、損益分岐点は低い方が利益は出やすい状況にあり、出来る限り引き下げることが必要です。そのためにも、まずは損益分岐点と現状をとの関係を把握することが大事です。

把握する方法のひとつとして、損益分岐点比率があります。これは損益分岐点売上が自社や各部門の現状の売上高に対してどのくらいの比率を占めているのかを表すものです。

損益分岐点比率(%)=損益分岐点売上÷売上高×100


 
この数値は低いほどよく、100%を下回っていれば黒字であり、上回っていると赤字を表しています。

損益分岐点を引き下げる方法には「売上を増やす」「変動費を削減する」「固定費を削減する」の3つの方法があります。

上記の指標を上手く活用しながら、自社の無駄な部分を洗い出すキッカケとされてはいかがでしょうか。

例えば、

 「現状の売上規模に対して固定費が多すぎるのではないか?」
   または
 「材料代や商品仕入高が高いのではないか?」

などと、別の角度から自社を判断することも大事です。

 

企業や部門が単独ですぐにとれる対応策は、固定費の削減ではないでしょうか。

固定費のうちの人件費については過去のブログ『読み方しだいで、こんなに変わる~人件費の指標』にも記載していますので、その方も併せて参考にしてみて下さい。

  
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