picon040Lこんにちは。ファクトリーの近藤です。

 

入社してはや2年が経ち、4月から3年目、新入社員だとは言えなくなってきました。今後も、入社したての頃の気持ちを忘れずに、努力を続けて参りたいと思います。

 

さて、最近、大学の部活の同回生たちと集まる機会がありました。各々に対して学生の頃のイメージが強かったのですが、大学を卒業して丸2年、皆、学生ではなく社会人になっていて、時の流れを感じました。

そこで、ふと大学時代を思い出したので、少し綴ってみようと思います。

 
 

大学の部活で集まった、と書きましたが、その部活とは「能楽部」。

よく、能楽部が何をしている部活なのかわからない、と言われます。

基本的には師匠について、実際に自分たちで舞ったり謡ったりしています。

 

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「え?自分でやってるん?すごいな!」

などと言われたりもしますが、入部してくる新入生は8割以上未経験で入ってきます。

 

未経験で入った新入生は、普段の稽古や合宿などを通して、段々と謡えたり舞えたりするようになってきます。能を観に行ったり、舞台に出たりもします。

 

「能なんて観てもわからないし眠い。」

そう言われる方もいるでしょう。

 

ですが、もし能を観に行かれるのでしたら、その日に観る演目を、先に調べておくことをおすすめします。この一手間で、理解度が飛躍的に高まる、と思っております。ストーリーが頭に入っているだけで、台詞が聞き取れなくても、仕草の意味が理解できなくても、なんとなくわかるようになります。

 

能楽
観る演目として、個人的なおすすめは『土蜘蛛』です。

舞台上に白い糸が飛び交う、派手な演目です。

 

もうひとつおすすめするなら、『羽衣』でしょうか。

天女の羽衣伝説、と聞いたら、ぱっと頭に浮かぶ方もいらっしゃるのでは。ストーリーがわかりやすく、衣装も綺麗で、よく上演されるので、観る機会を得やすいと思います。

 

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なお能鑑賞の際には、ブランケットやストールなど、体温調節のできるものを持って行くことをお勧めします。場所によって寒かったり暑かったりするので、こういったものが一つあるだけで、快適に能を観ることができます。

 

この記事を書いていて、私も久々に能鑑賞に向かってみたくなりました。

春、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

【参考】

「The能ドットコム」

公演情報、能楽堂の場所、演目のあらすじなど、能の鑑賞に必要なことが全て揃っています。

観能してみたいけれども……と躊躇っている方は、一度覗いてみてください。

「土蜘蛛」の写真も、このサイトからお借りしました。

http://www.the-noh.com/jp/index.html

  
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