監査業務担当の水谷です。今回の関与先様紹介は調教助手。複数名いらっしゃるので、特定の方でなく職種としての【調教助手】を紹介いたします。

競馬に携わる人々には、馬主・調教師・騎手・調教助手・厩務員などが挙げられます。もちろん主役は競走馬ですが、レースに出走するに至っては日々の体調管理やトレーニングが欠かせません。競走馬の日々の管理に携わるのが、主に調教師・騎手・調教助手・厩務員の方々です。
 
競走馬は厩舎に預託されてから、平均で3~4年の競走生活を送るそうです。調教助手は、担当の競走馬の手入れや飼い葉付けを行い、レースに向けての調教で馬のコンディションを上げて、レースに送り出します。勝ち気の強い馬や、逆におっとりし過ぎる馬など色々な個性の馬がおり、調教パートナーでもある助手の方々は、そういった多様性のある馬とコンタクトを取り、引退までの日々を一緒に過ごされます。
 
いわゆるアスリートである競走馬の個々の身体能力を把握し、競走能力を伸ばすトレーニングを課し、調教助手の手腕により競走馬は成長しますが、調教中に振り落とされて落馬骨折したり、逆にレース中に馬が骨折して、長期休養を余儀なくされる事もあります。
 
そういった苦労を共に乗り越えて掴む勝利には、格別の喜びと感動があるそうです。私も関与先様の担当馬が出走するレースを競馬場で観戦した事がありますが、目の前で1着でゴールした時に全身が身震いした記憶があります。


 
競馬の魅力は、レースの数だけ人間と馬のドラマがある事だと思います。これからの秋のG Iシリーズ、テレビ中継で下見所(パドック)を綺麗に手入れされた愛馬と歩く調教助手の方々を見る事が出来ますので、一度ご覧になって下さい。

  
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