2011.9.22

カテゴリー -

注文していた「やつ」が大量に届いたその日、私は心地よい緊張感に包まれながら箱を開けました。

第一印象は「ヤダ、気持ち悪い!」

ボイルされて赤くなった「それ」は確かにザリガニ。
小さい頃に釣って遊んだ記憶が蘇ります。

4kg、約120匹のザリガニです。9人でこれを食べます。
←(これで4kgです)

気持ち悪さにも目が慣れ、改めてじっくり見てみると意外と小さいことに気づきます。ボイルされて「クルリン」としているとはいえ、もっと大きいと思っていたので少しがっかり。       (たばことの比較)→

「なあに、大きさよりも大切なのは味さ」と自分に言い聞かせ、準備を進めます。

ザリガニパーティーの「ザリガニ」は揃いました。後は「パーティー」の準備です。
欧米人のように暇さえあればパーティーしてる人たちとは違い、
パーティーど素人の私。
そんな私に「パーティー的な雰囲気」が出せるのか?

とりあえず社内旅行の余興で使ったグッズをかき集めました。

もうこれでいいんじゃない?パーティーっぽくなってるじゃん!
うんうん。よし、パーティー部分もOK!
←(パーティーグッズとか)

それでは調理開始!

今回は以下の方法でザリガニを食します。
・ボイル                                 (ボイルザリガニ)→
・ザリチリ(エビチリ風ですね。)
・味噌汁

ボイルは簡単。
冷凍ザリガニはすでにボイルされているものなので軽く湯通しして冷蔵庫に入れます。
(冷やして食べるのがスウェーデン風らしいので。)
湯通ししたザリガニはカニのようなニオイがします。プンプン臭います。
このボイルザリガニがパーティーの主役ですね。

ただそれだけでは寂しいのでザリチリも作ってみます。

作り方は簡単で、ザリガニのむき身に片栗粉をまぶして炒め、
あとはエビチリの素をからめるだけ。

最後に味噌汁ですが、これはネットで調べた際に多くの方がオススメしていた食べ方です。
具はザリガニとネギのみ!和風だし的なものも入れません。ザリガニでダシをとります!

できたー!!!
早速パーティーグッズと共にテーブルにレイアウト!!
(食事前のテーブル)→

うっひょーっ!!
こ、これは…「パーティーっぽい!!」

参加者全員のテンションが一気に上がります。
全員で乾杯し、早速ザリガニをいただきます。

まずはなんといってもボイルザリガニ。

頭を取り、殻をむきます。
殻は少し固いですが、手で簡単にむけます。
この際、ヒゲなどのトゲトゲ部分に注意。ちょっと刺さります。

取り出した身は驚くほど小さいです。
そもそも全長のほとんどが「頭」なので胴体部分は小さいのです。
背わたをとってパクリ。
ふむ、少しクセがあるけど、やっぱり甲殻類の味!いいぞいいぞー!

頭の味噌もおいしいらしいのでもちろんチャレンジ。
渋みがあるやつがたまにいるが、これも甲殻類の味噌の味!うまい!

そしてなんといってもおいしいのが爪です。
これは固いのでハサミなどの道具を使って割った方がいいです。
意外と身がついてて、味もクセがないくあっさり味。
(どんどんなくなっていく)

正直、少しクセがありますが、マヨネーズなどの調味料と食べることで気にならないレベルになります。ほんとにエビやカニに近い味です。

次はザリチリ(エビチリ風)
ザリチリは普通においしいですね。

ていうかソースがおいしいんですね、これは。ザリガニの味は全然しません。
パンにのせて食べるのが最高!!エビチリソース最高!!

そしてネットでオススメされていた味噌汁。
ザリガニが丸ごと入っています。
←(味噌汁。お風呂に入ってるみたい)

ズズズっとすする。
うん、おいしい。おいしいけど…「何かが足りない」
あちこちから同じようなコメントが聞こえてきます。
確かにひと味足りない気がする。
「和風だし」だ。間違いない。(全員一致)
ザリガニのダシだけではちょっとあれなので、作る予定のある方は和風だしを入れてくださいね。


←(あともうちょっとでなくなる)

(大量の殻)→

なんだかんだでザリガニ完食!
ザリガニが何よりパーティー向きなのはあのビジュアルですね。まっ赤なザリガニが真ん中に「ドドーン」と盛られているだけでパーティーのテンションは自然と上がります。

少しクセはあるけど比較的安く食べられるザリガニ。今回初めて食べてみて思ったこと、それは…

結論:エビでいいよね?

え?二回目のザリガニパーティーはするのかって?
イエ、モウケッコウデス。

あ、ちなみに、ちょっとニオイが苦手だったので私は数匹しか食べませんでした。テヘ。

  
コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください


Copyright(c) 2024 FARM Consulting Group All Rights Reserved.