監査二部門の中澤です。
 
先日、新聞を読んでいると「すぐやる力」という言葉が目に飛び込んできま

した。そうなんです。私は「すぐやれない」性分で、この「すぐやる力」に

とても憧れているのです。

 

最近では「先延ばしにしてもやらなければいけない事に変わりはない!」と

いう事に気づき、できるだけ努力をするようにしていますが、長らくついた

癖は中々抜けず、「すぐやる」事にかなりの気構えが必要になってきます。

 


「すぐやる!」の著作者である、作業療法士の菅原洋平氏にインタビューした

ものが新聞に掲載されていたのですが、まず、
 

「すぐやれない」は、「性格」や「やる気」は関係がない。

 
というんです。この言葉に少し明るい兆しがみえてきました。

そして、その原因は、
 

自分の脳を自ら「すぐやらない」モードにさせているだけなので、脳の仕組みや

性質を知って脳に入る情報をかえてやる事で「すぐやる」自分に変身できる。

 

「自分の脳を自ら?」「どういう事?」と疑問。

読み進めていくと、人間の脳は処理能力以上の情報が入ってくると、混乱して的確な指示を体に送る事が

できないのだそうです。なので、この情報量をコントロールしてやる事で行動が変化するというのです。

そして、この情報量をコントロールするには、まず視覚情報を減らす事が一番

なのだそうです。

「何かの作業をする時は、机の上に必要なもの以外は出さない!」

意識をしていなくても視覚に入るものは、脳で処理がされているというので

す。これはすごいヒント。早速明日から実践してみようと思います。

 

あとは、動作の区切りをつけるのも大切という事で、「できたっ!終わった!

あぁ疲れた」がひと区切り。なので、この区切りをずらしてやる事で「すぐや

る」行動ができるのだそうです。ここで出てきた例えが食後の食器洗い。食器

を洗うのなんて10分、15分でできる事なのに、どうしてもすぐにできない。

とても身に覚えのある例えで、これの克服方法は、まず食器を流し台に持って

いく。ここで一区切りにしないでお皿一枚洗う事で脳はまだ仕事が完了してい

ないと判断するんだそうです。その結果が「すぐやる」につながるんです。

 

とても不思議な脳の世界。「脳を制するものすべてを制す」ではないですが、

この記事を参考に「すぐやる」自分にmy revolutionしたいと思います。

  
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