2008.9.21

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8ヶ月にわたる長き闘いが終わった。

9月14日 2級ファイナンシャルプランニング技能検定試験当日、午前8時半。

大阪市立大学杉本キャンパスへ向かう私は、JR阪和線の車中の人となった。これから超えなければならない大きな試練に、否が応にも緊張感が高まる。車窓に広がるサウスオオサカの風景すら目に入らなかった。

明日からはもう開くことのないであろう問題集に目を通す。起床してから3時間。稼働しはじめた私の脳は、ヒラメキ度を増していった。

“午前の学科試験はこれでいける” 確かな手応えをつかんだ私は、列車を降りた。


DSCF1155-2.JPG試験会場近くのコンビニで、昼食用のサンドウィッチと水分補給用の水を買う。

「また、お越し下さい」

愛想良く笑う店員。受験生には禁句のその言葉を、私は右から左へと受け流し、店を後にした。

キャンパスに聳える四角い建物は、さながら聖地メッカのカーバ神殿。そこへ向かう受験生たちは聖地への巡礼者。颯爽と歩く巡礼者たちの顔ぶれは年齢も性別も様々だ。父や母と同年代の人たちもたくさんいた。

 試験開始20分前。着席。ここからは引き返せない、ポイント・オブ・ノーリターン。潔く問題集を鞄の中に仕舞う。肩の力を抜き、呼吸を整える。空調の音だけが支配する教室で、高鳴る鼓動をおさえるべく、深呼吸を何度も繰り返す。

開始3分前。何故か『ジャック・バウアーの歌』のフレーズが頭の中を廻る。このタイミングで、何故? ピンチには強いジャック・バウアー。でも、今の私はジャックを必要としていない! なかなか消えないジャックを、そのままやり過ごす。そして、カウントダウンの後、試験スタート。 

一問あたり約2分、計60問との格闘。択一のマークシートを次々とやっつけていく。効きすぎた冷房が体にこたえる。1時間が経過したところ半分以上解き終えた私は、勝利を確信した。

 

DSCF1163-2.JPG前半戦終了。軽く昼食を摂り、午後の実技試験に備える。キャンパスには、私と同じく問題集を開く受験生が、気の休まることのない時間を過ごしている。

答練、模試ともに時間内に解ききれなかった苦い経験をもつ実技試験。一抹の不安を覚えながら、席に着く。

開始3分前。またしても『ジャック・バウアーの歌』が頭の中を廻る。

試験スタート。視野の隅にある時計を意識しながら、問題を解いていく。時間との格闘。答えに迷った問題は飛ばし、最後まで解ききることに専念する。

ラスト5分。残り4問をエイヤッ!とやっつける。終了の合図とともに、疲れがドッと押し寄せてきた。

最後までやり切ったという達成感に満たされながら、会場を後にする。明日からは自由だ! 買いだめした本を読み耽り、買いだめしたDVDを見まくろう。

結果は…神のみぞ知る、だ。 

  
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One thought on “神のみぞ知る

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