当たり前の事が当たり前でなくなり、常識とされていた事が覆されていく。

2008年後半、世界は激動の時代に突入した。マトリックス世界の人間が見せられていた仮想現実がリアルでなかったように。フィリップ・K・ディックの小説の主人公たちが、瓦解していく現実を目の当たりにしながら、自分を見失っていくように。私たちの見ていたセカイは、ジグソウのピースが剥がれ落ちるかの如く、脆くも崩れ去った。

世界は今、変わろうとしている。

しかし、変わらないものもある。

毎年恒例のFCG忘年会。矢子先生率いるFCGのスタッフ、中野先生率いる中野事務所のスタッフ、そして、様々な方面からの関係各位の方々が集い、一年の労をねぎらう。

そんな一年をしめくくるイベントでの一幕。
20年来の友人でもあり、よきライバルでもある矢子先生と中野先生。
手を握り締め、その絆の強さをアピールする。パートナー税理士として、互いをリスペクトする瞬間。
強く握り締めた手の間で、二人は何を思い、何を感じているのでしょうか・・・。

 

  
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