オペレーション部門の山本です。

最近、ユニバーサルデザインについてのお話を伺う機会がありました。
ユニバーサルデザインといって私が思い浮かぶのは、こういうものでしょうか。


 
 
 
 
 
まあ間違いではなかったんですが、これは正しくはピクトグラム。
 
ユニバーサルデザインとは、

「文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した建築(設備)・製品・情報などの設計(デザイン)」(Wikipedia引用)

のことで、ピクトグラムはこれに含まれるということですね。

 

今回は建築系のユニバーサルデザインということで、多様な人々に配慮したいろいろな取り組みのお話でした。その多様な人々といって思い浮かぶのは、身体に障害がある人や高齢者、妊婦、幼児でしょうか。

 

身近なところで公衆トイレについて。
今では当たり前のように個室にベビーチェアが備え付けられています。オムツ替え台もそうですよね。
あれは子育て中のほんの一時期だけ利用するものですが、なければどんなに不自由だったことでしょう。

私が乳幼児だったころには、そんなものはなかったはず。親世代の苦労が忍ばれます。
設置の当初はそれも女子トイレにしかなく、子育て中のパパは同じような苦労をしたことでしょう。
 
そういった一時的に不自由な状態に陥った人も多様な人には含まれます。
 

トイレのお話で特に興味深かったものは、視覚障害者やちょっとした手助けが必要な認知症の高齢者を介助する人が異性だった場合。
必ずしも多機能トイレがあるとは限りません。想像してみると、本当に困りますよね。
そこで今、男女共用トイレ化も進められているそうです。
 
「えっ、トイレが男女共用?!」って思いました?
ご安心ください。
トイレは全て個室で、それぞれに便座と洗面台がありドアは廊下に直接繋がっています。
飲食店などの小さなお店では普通トイレは一つしかなく、男女共用ですよね。それがいくつも並んでいるといったイメージでしょうか。
そして、これはLGBTの人への配慮も含まれています。

 
想像力を膨らませて「多様な人々」を考えるとトイレはどんどん進化していきますね。
いや、なにもトイレに限った話ではないんですが。
 
ユニバーサルデザインのイメージがすっかりトイレに置き換わってしまった私なのでした。
 
 
 

  
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