オペレーション部門の斉藤です。
日本ではフィギュア=シングルというイメージですが、最近では少しずつカップル競技も注目されるようになっています。カップル競技の中でもさらに、ペアとアイスダンスという2つに分かれます。実のところ、私もこれまでは別々の競技であることは知っていたものの、細かい違いはわかっていませんでした。
 
3年前、高橋大輔選手がシングルからアイスダンスに転向したのをきっかけに、これは勉強せねば!と思い始めました。
二つの競技の最大の違いは、ジャンプです。アイスダンスは、ジャンプは入れるなら1回転半まで、それ以上は禁止です。女性を持ち上げる高さも男性の肩までとなっているので、ペアでよく見られるアクロバティックな要素は禁止されています。また、二人の距離も腕を2本伸ばした長さ以上離れてはいけないと決められています。
 
ジャンプなし、スローなし、つまりアイスダンスは、ステップがとても重要な要素となってきます。ペアのような派手さはありませんが、”氷上の社交ダンス“と言われるように、スケーティング技術を競うという、シビアな競技だと思います。
 
私はかねがねジャンプが何回転だとか、何本飛んだとかばかりが注目されることに疑問をもっていました。音楽にのせて滑る芸術要素を含んだスポーツである以上は、スケーティング技術や表現力といったものにもっと焦点があたってもいいのにと。(表現力を点数化するのは非常に難しく、採点にもやもやするものが残るのも事実ですが。)
 
シングル時代からステップで世界を魅了してきた高橋選手がアイスダンスへ転向したのも、とても自然なことのように思えます。
カップルを組む村元哉中選手もまた、とても表現力のある魅力的な選手で、オリンピック出場経験もあります。”かなだい”はカップルまだ結成3年目ではありますが、着実にステップアップし、今シーズンは、ISU公認の国際大会で日本のアイスダンス史上初の金メダルを獲得しています。さらに全日本でも念願の優勝を果たしました。そしていよいよ22日から始まる世界選手権です。
 
今回のFD(フリーダンス) は“オペラ座の怪人”です。この曲は、2007年同じく日本開催の世界選手権で、高橋選手がシングル時代に日本人選手として初めて銀メダルを取ったプログラムでもあります。 16年後、同じ日本開催の世界大会で、同じ曲で違う種目に出場という、ファンとしては目の離せない大会となります。
がんばれ、”かなだい”!

  
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