インドアクライミングに挑戦【前編】

｢インドアクライミング｣ってご存じですか？
テレビで見たことある方もいらっしゃるかもしれませんね。でも実際にされた方は･･･？

クライミングと聞くと、映画「クリフハンガー」「バーティカル・リミット」や「ファイト～!一発～! 」のCMなど、なんだかハードなイメージが強いですが、インドアクライミングはそれほどでもありません。そう、なにしろ「室内」ですから。(^_^)b

街を歩いていて、店内にあるこんなカラフルな壁を見かけたことはありませんか。人工の壁に色とりどりなホールドを取り付けたポップな壁。そう、室内でこのホールドに手をかけ足をかけて登って行くのがインドアクライミングです。
ホールドは自然の石の代わりですから、丸くてノッペリしたものや、でっぱりのあるものなど、色々な形や大きさがあります。なかにはハートや、クローバーの形をしたものも・・・。ほ～ら、こんなに可愛い♪おうちの壁にも一つ欲しくなりますね(笑)。
こんなホールドが所狭しと取り付けられているため、適当につかめば簡単に登っていけそうに見えます。が、実はゲレンデの岩登りをする前の予備練習として使われることも多いという、なかなかの難度を持ったクセモノだそうです。

それでも、ちらりと見えるその姿に「あぁステキ♪　一度はチャレンジしたい･･･」
体力・筋力もないのに、そんな無謀なことを考えて早数年。（いや、そんな大げさなものでもないですが･･･）

自ら選んだ壁の凹凸に我が身をゆだねる。
選ぶホールドによって登りやすくなったり、断念せざるを得なくなったりと難易度が変わるので、正確な選択眼とそれに伴う筋力が必要なスポーツです。そう、これは立派なスポーツ。道具には頼らず、自分の腕・脚・目で真っ向勝負！
やってみたいとは思いつつ、はじめの第一歩を踏み出すには心の壁が非常に高く、その高さはこのカラフルな壁以上･･･(^^ゞ　それでもその思いは決して消えることもなく、この機会を逃してなるものかと今回企画に及んだのでした。

かといって、そんなすぐに始められるわけもない。
心の準備・身体の準備も怠ってはいけません。
水泳と同じように全身の筋肉を使うこのスポーツのためには、あらゆる筋肉をまんべんなく鍛えることが必要です。そのため日夜、走り込みと筋トレで筋力アップ！と言いたいところですが、実際は･･･(^_^;)。とりあえずケガだけはするまいと誓うのでした。