2012.2.14

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誰でも一度は飲んだことがあるインスタントコーヒー
お湯を注ぐだけで、時間がない時やコーヒー豆やフィルターを切らしている時でも手軽にコーヒーが飲めるという代物。一体どうやって作られているのか?

ふと疑問に思い、事務所のSさんとあ~でもない こ~でもないと言いながら討論。

「コーヒーを乾燥させたらできるのでは?」

とシンプルな答えが出てきた。
まさかそんな単純なものではないだろうと思いながら、ウィキペディアで調べてみることに。

インスタントコーヒーとは
「コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工したインスタント食品である」
と書かれてある。

まさかの的中!

「コーヒーを即席食品化する場合、抽出液を粉末化するのがもっとも簡易である」とも書かれていたので、やはりシンプルに考えるのが一番のようだ。

では乾燥させるにはどうしたらいいのか?
コーヒーを乾燥させる製法は2つ。
1つはよく聞くフリーズドライ法
カップヌードルの具材や味噌汁などでよく聞く方法で、コーヒー液をマイナス40℃以下で一度凍結させた後に細かく砕き、真空状態にして水分を蒸発させる方法。
もう一つはスプレードライ法
高温の乾燥筒の中に高温のコーヒー液を噴霧し、素早く乾燥させる方法。

しかし、どちらの方法にも利点と欠点があるようで一筋縄ではいかないようだ。
フリーズドライ法は、スプレードライ法に比して香味は損なわれにくいが、製造に手間がかかるためやや量産性に劣る。
対してスプレードライ法は、冷たい水にも溶けやすいという利点があり量産性が高いが、製造時の熱によって香味をやや損ないやすい。乾燥させるという過程では味や香りが損なわれやすいようだ。

ウィキペディアにはこんな言葉も載っていた。「インスタントコーヒーの歴史は、加工後も味と香りを維持しようとする努力の歴史と言える」

なるほど、たががインスタントコーヒーと言っても、試行錯誤の繰り返しでできているのだなあと、フィルター濾しのコーヒーを飲みながら、つらつらと思いました。

☆ちなみに、スタッフの某氏は、インスタントコーヒーの方が本物のコーヒーだと、大学生になるまで思っていたそうです。

オペレーション課 : 安 野

  
コメント

One thought on “インスタントコーヒー

  • 久坂志保 より:

    ドラマ 本当に楽しみに見ています。龍馬伝の吉田東洋も素晴らしかったですが、原作読むとこの松浦静山役も田中さんに依頼されたNHKは本当にすごいと思います。ダンスはよくわかりませんが、役者としての田中さんの大ファンです。

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