「徹底したサービス」で不景気を生き抜く

一部門の荻田です。

言いたくありませんが、まだまだ不景気ですね。
顧問先様を通じて景気と中小企業の実態を日々、ヒシヒシと感じています。

しかし厳しい現状を「不景気のせい」にだけしてしまうのも問題です。
不景気だからこそ、自社の強みを再強化して生き抜く必要があります。

そこで今回は、「徹底したサービス」で他社との差をつけ、
売上や利益率を確保している企業をご紹介したいと思います。

まず一つ目は、有名な家電製品の店「でんかのヤマグチ」です。

家電量販より高く販売して、お客様から喜ばれるでんかのヤマグチ
http://blogs.itmedia.co.jp/brand_ing/2010/08/post-04b7.html

二つ目も似た業種ですがカメラ店の「サトーカメラ」です。

サトーカメラに見る中小企業のあり方
http://news.livedoor.com/article/detail/6056742/

最後にホテル業界から「Mume」です。

【海外の反応】
外国人の口コミ評価No.1ホテル、京都の「 Mume 」をご存知ですか？
http://chouyakuc.blog134.fc2.com/blog-entry-108.html

上記3つの企業に共通していること、
それは「顧客目線での徹底したサービス」と、それに伴う「顧客満足度の高さ」です。

企業は利益を出してなんぼ、利益追求するのが当たり前ですが、上記3企業はそれと同じくらい「顧客満足」を追求しています。
そしてその顧客満足が売上や利益につながっています。
しかし、その徹底したサービスが「満足してもらえれば売れる」というギラギラした感じではなく、
「満足していただくことを心から望んでいる」
そんな印象を受けます。

今回紹介した3企業のように、すぐになれるわけではありません。
人材も確保する必要があるでしょう。当面売上が減少するかもしれません。
そのために余剰の資金が必要になるかもしれません。

しかしまずは「今すぐできること」があるはずです。
そして「できない理由」ではなく「できる方法」を探さなければ前には進めません。

どうか厳しい不景気の真っ只中ですが、これまで以上の「サービス」ができないか、今一度考えてみてください。
そして、売上や利益率を確保して生き抜いてください。
これまでの努力が報われて皆様の元に売上や利益として戻ってくるまで、あきらめずに。

一部門：荻　田