『心に残った本』

二部門の中澤です。

今回は最近読んで印象深かった本の紹介を。

『はなちゃんのみそ汁』

帯には小さな女の子が台所に立ち、手の平にのせたお豆腐を切っている写真。
そして、表紙をめくるとはなちゃんの字で書かれた天国のママへのお手紙。
立ち読みしながら涙があふれそうになって（このままではヤバイ）と思い購入。
はなちゃんのママ、安武千恵さんは25歳でガン告知を受け33歳の若さで亡くなられました。この本はご主人の安武信吾さんが親子三人四脚で闘った闘病回想記なのですが、お互いのことを何よりも大切に思い、感謝の心を忘れない。愛情に溢れた文面で読み終えた後、優しい気持ちになる本でした。
また、食の大切さも教えてくれる本です。
「好きな物だけ好きな時に食べる。」これでは栄養が偏り病気になって当たり前。
「病気になるという事はその人の生き方が間違っている」という事だそうです。
私もその傾向が強く、体の調子を崩しがちなのですが大病を患った事が無いという事で母に感謝です。
子供を持つ私の友人達は食品添加物に詳しく、体に有害な物が入っていると絶対に買いません。
野菜用洗剤がある国からの輸入食品などもってのほか。彼女達は食の大切さを知っています。
正しい食生活で免疫力を高め、病気に負けない身体をつくる。
千恵さんのブログ　“早寝早起き玄米生活～がんとムスメと、時々、旦那～”　にアップされていたものも本文中に掲載されています。
今でもご主人の信吾さんが更新されていて健康ブログサイト“代替療法”では１位にランキングされていました。
最近のはなちゃんはテレビの取材で大忙しだったようです。
４歳の頃から包丁を持ち、小学校３年生で自分のお弁当を作り、大人の考えている事なんてお見通しの“スーパーガール”はなちゃん。そんな大人なはなちゃんが、彼女がまだ小さな頃ほうきにまたがり「なぜとべないんだろう」と真剣に悩んでいる姿がなんとも子供らしい私の好きなエピソード。
これからも元気をもらいにブログを訪ねたいと思います。