先日、職場の研修旅行が淡路でありました。「淡路ならではの体験をしたい!」ということで、ネットで見つけたのが“鯛おどる館”という蒲鉾屋さん。淡路島は海鮮がおいしいので蒲鉾も絶対においしいはずです。しかも蒲鉾の手作りなんてなかなか体験できませんよねー。f2bdf738a7e3bf6b8d90ea5cc3904be5
当日、予約の時間に行くと観光バスがひっきりなしにやってきます。1階の店舗はお客さんでごった返しています。とにかく人だらけでしたが、蒲鉾手作り体験の予約を伝えると笑顔で快く対応してもらえました。
まるで戦場のような混雑を尻目に、階段で二階へと案内されます。1階とは打って変わって広々と、そして静まりかえった2階。その一角に「蒲鉾 手作り鯛験」の準備がしてあります。

手作り鯛験の流れはこうです。

1. 説明
まずは蒲鉾の歴史や道具などについて説明。普段あまり蒲鉾について考えたこともないので、新鮮な話でした。途中クイズなどもあり、けっこう盛り上がりましたよ。

2. すり身を包丁でこねる
目の前に置かれた“蒲鉾専用の包丁”ですり身をこねます。こねながら、まな板に広げては真ん中に集め、また広げては集める、という作業を繰り返します。職人さんのお手本を見ていると簡単そうなのですが、やってみると意外に難しく、とくに真ん中に集めるのがうまくいきません。こちらの思い描いた通りにすり身が動いてくれない、そんなもどかしい感覚に襲われます。難しさだけでなく、すり身に弾力や粘り気があるため、結構腕がだるくなってきます。そんな作業中ですが、BGMには軽快な音楽がかかっています。

3. すり身を鯛型の金型に入れて成形
こね終わると、今度は金型にすり身を入れます。包丁に全てのすり身を乗せ、一気に金型に放り込み、中に押し込むように包丁で押さえつけます。これも職人さんはさらりとやってのけますが、包丁に乗せるのも、まんべんなく押し込むのも難しく、一同苦戦しました。

4. デコレーション
金型から出して、鯛の形になったすり身に飾りつけをしていきます。絞り袋に白のすり身が入っていて、ケーキのクリームでデコレーションするように、絞りながら模様を描いていきます。

5. 蒸す
これはお店にお願いします。私たちはノータッチ。蒸し上がりに1時間半ほどかかるとのことで、後日郵送していただくことになりました。
てな感じで、蒲鉾手作り体験は終了です。時間はだいたい40分くらいでしょうか。みんなでワイワイ言いながら、初めての体験をするのは楽しいですね-。みなさんも淡路に行くことがありましたら、ぜひお試しください。(繁忙期はやってない可能性もありますのでご注意くださいませ。)

なお、これが後日届いた完成品です。

体験後は、店内で試食しながらいろいろな蒲鉾を購入できます。試食しておいしかったら、ついついカゴに入れてしまい、結局4,000円分くらい購入!

「おいおい、二人暮らし+猫2匹でこんなに蒲鉾食えんのか?」と不安になりましたが、ぜんぜん余裕でした。淡路の蒲鉾はおいしかったー。

株式会社あき山蒲鉾(鯛おどる館)http://www.taiodoru.com/

  
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