eb9e48db706014110d46fbbeed378892ファクトリーの柏原です。

先日、研修で淡路島へ行く前に、明石海峡大橋へ寄ってきました。
あまり地元でも知られていないのですが、かの明石大橋は塔の上に登ることができるんですよ。

あの塔の高さ、ご存じですか?298mもあるんです。スカイツリー、東京タワーに次いで、日本で3番目に高いそうです。

当日は絶好のお天気とちょうどいい気温でした。

まずは、明石海峡大橋の垂水側にある「橋の科学館」に到着。

もう他の参加者の方、大体20人くらいの方が待機する部屋で待っておられました。

ここで明石海峡大橋について、完成するまでの動画を見たりして、色々教えていただきます。

次に記念館の展示を順番に解説を聞きながら見て回ります。

吊橋の塔と塔の間が1990.68mで世界一なんだそうですよ。

世界初はケーブルが290本のワイヤーでできているんですが、そのワイヤーを束ねたときにできる隙間に、機械で送風していて錆を防いでいるそうです。
この技術というか発想と実現してしまうところが、事務所で『親方』と呼ばることもある僕にはツボでした。

記念館の前のアンカレイジという巨大なコンクリートの塊(これで橋のケーブルを地面に固定しているそうです)をグルッと回って舞子海上プロムナードへ。

ここは安全のために壁の天井もありますが、床が硝子で海が丸見え。結構迫力があります。

そこを20mくらい進むと扉があり、そこから先は関係者とこのツアー参加者以外は立ち入り禁止区域となります。

そして、いよいよその禁断の扉を開きます・・・。
扉を開けてすぐ、足がすくみそうになりました。細い階段を10段くらい降りるのですが、床はグレーチング(よく溝の上にある細かい鉄格子のヤツ)で、幅は一人分、手すりまでの高さは腰くらい。さっきまでの安定感は全くなく、ちょっとした不注意で落ちそうでコワイ!!

手すりを持ってコワゴワと階段を降り、幅10mくらいの管理道を約1km歩きます。道といってもグレーチングなので、海がまる見え。海上約50mくらいで結構高い!! これは慣れるまでちょっとスリルがあります。

下を見ると、最初と違って海が結構波立っており、やはり岸壁とは違うんだなと感じました。

上に見える橋の裏面の幅は30mくらいあるし、天井高(?)も10mはありそう。最初のアンカレイジといい、構造のスケールの大きさに改めて感心してしまいます。

それにしても話は聞いていましたが、明石海峡って本当に潮の流れが速いのがよくわかります。
まるで川です。淀川よりよく流れているかもしれません。

塔に到着。ここから、海抜300mまではエレベーターです。
思いのほか早く着き、天井のハッチをあけてもらい塔の上に到着!

高い!! まさに空の中にやってきたようです!!
見えるのはほとんど空で、地上の景色が下すぎて本当に空中世界!!
南に淡路島、西に小豆島、そして小さな島がいくつか見えます。豆粒のような小ささで車が走っているのも見え、ものすごく高いところにいることは感じながら、不思議と怖さはありません。風がほとんどないせいか、リラックスして穏やかな景色を楽しみました。

神戸の街も、やっぱりとてもキレイでしたよ。

あまり知られていないと思われるこのツアー、なかなか素晴らしい空中散歩ができて掘り出し物でした。皆さんも、この気持ちよさ、いかがですか?

  
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