2012.9.4

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7月下旬のこと、早めの夏休みを取った私は沖縄に旅立ちました。

今回の旅の目的の一つはマングローブカヌーツアー。

マングローブの茂る川を河口から上流に向けてカヌーで遡り、折り返しまた海まで下るというものです。

 

満潮時でないとカヌーができないため、この日のスタートは14:30。
一日の中で最も暑い時間帯になってしまいました。(-“-)

ライフジャケットを着け、漕ぎ方をレクチャーしてもらったら、いよいよツアー開始。

川岸に置いてあるカヌーを引っ張り水の中へ。
少しユラユラしたところで転覆防止のため腰から乗り込みます。

あとはパドルで漕ぎ出し、川の中央へ。

流れ自体ほとんどなく、どちらかと言えば淀んだ水をのんびりかき分け遡上。

今回使用したカヌーはシットオンタイプなので、転覆することはまずないのですが、パドリングしているうちに結構水はかかります。

 

突き抜けるような青空の下、ゆったりした時間を楽しみつつも、少しずつマングローブ林へ。

マングローブといっても、そういう名前の植物があるわけでなく、満潮になると海水が満ちてくるところに生えている植物をまとめて『マングローブ』と呼ぶそうです。

ちなみにこれはメヒルギの種。

上の茶色いところからストンと棒の部分が落ち、泥に上手く刺されば根を張り芽が出てきます。

満潮時に落ちた場合などは、海流に乗って離れた場所で成長することもあるそうです。

なんだかロマンを感じますね~。

 

・・・ガイドさんからそんな話を聞きながら、狭い支流の中に入っていきます。

鬱葱としたマングローブ林の中に入ると、ちょっとしたジャングル気分が味わえます。

川幅も2メートルくらいになり、時にはかぶさってくるマングローブをかき分けたり前かがみで通り抜けたり・・・。

カニやシャコなど、そこに生息する生き物についても教わりましたが、狭い中でのパドリングはマングローブに当たるわ、パドルを入れる場所に迷うわで自分の下手さに軽くアタフタ。

私にはうまく見つけられませんでした。(T_T)

 

折り返し地点で記念写真を撮った後、方向転換してまたもやのんびり海を目指します。

流れがなかった川から海に近づくにつれ、徐々に波を感じ始めます。

バッチャンバッチャンとカヌーが上下しながら進むうち、あっという間に海の真ん中へ。

間近に広がる豊かな水に海の深さも感じ、先程までとは違う景色に少し戸惑ってしまいました。

マングローブ林からほんの数十メートル進んだだけで、こんなに変わるなんて。

ここまで来ると周りに障害物がない分、一生懸命漕いでもあまり進まない気が・・・。

と、ちょっと心細くなったタイミングでスタート地点まで戻ることに。良かった~。(*^_^*)

 

ツアーも無事終わり、川に落ちていたマングローブの種をお土産に持ち帰りました。

家に帰り植木鉢に差したところ、数日後に芽が出る・・・はずだったのですが、今回はダメだったようで色が悪くなってしまいました。
5年前は上手く育ったんだけどなぁ。って数か月だけですが^_^;

仕方がない、5年後にまた行くか!!  ・・・ん?

オペレーション部門 : 須藤

  
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