2013.11.30

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 監査二部門の中澤です。

10月20日、航空自衛隊浜松基地で行われた航空祭に行って来ました。

私は軍事オタクでも戦闘機オタクでもありませんが、今年春に放送されたドラマ「空飛ぶ広報室」にはまり、航空自衛隊に興味を持ちました。
 
イベントの飛行は朝8時に始まるため、シャトルバスに乗り7時30分頃現地到着。自衛隊車両が駐車されているのが見えると「いよいよやって来た!」とテンションが上がります。ただ、天気はというと・・・今にも雨が降り出しそうな嫌~な空模様。
 
バスを下車した所から少し歩くと格納庫が見え、その角を曲がると今日の主役達がずら~っと駐機されており、その中にはもちろんブルーインパルスも。思わず駆け出していました。本物が見られた喜びと、雲の隙間から日の光が当たって凄く綺麗だったんです。
 
到着が早かったこともあって、ロープが張ってある一番前の位置が確保できました。そこは地上滑走する航空機を目の前で見ることができ、またパイロット達が私達に手を振ってくれる様子がよく見えるんです。自衛隊ショー初体験ながら、思わぬ特等席を手に入れることができました。
 

アナウンスが流れいよいよ開始。
最初の演目であるT-4練習機が飛行準備に入ります。
と、同時にパラパラと小雨が。

「え~っっ、なんでよ~?!待ってる間は保ってたじゃん(怒)」

「なんで今?」と自分の雨女ぶりに腹が立ちます。

 
 
T-4の垂直尾翼に取り付けられたストロボが点滅し始めました。エンジンスタートの準備が整ったサインです。怒りを忘れてワクワクしながら様子を見ていると、滑走路へ向かうため機体が動き出しました。目の前を通り過ぎる戦闘機は圧巻。
 
次に、“RF-4”という戦術偵察機とT-4よりもかなり大型の航空機が準備に入りだしました。係の自衛官が「ここを通過する時にすごい排気ガスを出しますので、前にいらっしゃるお客様はお荷物や帽子、お子様が飛ばされないよう十分気をつけて下さい」との警告。
「えっ?子供が飛ばされる?どんな排気量よ?」と思って待っていると、確かに「これは飛ばされる」と納得のすごい排気量でした。そんな図体なのに尾翼にはウッドペッカーが描かれていて可愛いかったです。
 
それからも雨は降ったり止んだりを繰り返し、11時頃には本降りに。お昼から行われる一番の目玉、ブルーインパルスの演目も危ぶまれましたが、「ブルーインパルスはこの雨で飛行は無理でも地上滑走は行います」とのアナウンスが。
 
ブルーインパルスは“空のドルフィン”とも呼ばれ、パイロットは“ドルフィンライダー”、地上クルーは“ドルフィンキーパー”と呼ばれます。そのドルフィンキーパーが各機に2名つき、ライダーを待ちます。いよいよライダー達が登場、飛行準備に入ります。
 
垂直尾翼のストロボが各機点滅し始め、会場が盛り上がってきました。キーパーと手信号で合図を交わしているのも見えます。1番機から6番機まで順番に滑走路へ出て行きます。先頭に4機、後方に2機の編隊です。
 
エンジンがうなり、機体後方から煙が「ブォー」とすごい勢いで吐かれました。アクロバット飛行中に出しているあのスモークです。
 
 
結局、この日ブルーは飛ばず地上滑走のみで終了。青い空でアクロバット飛行をするブルーを凄く楽しみにしていたので残念でした。本部にいっぱい吊り下げられたテルテル坊主もむなしく、あいにくの天気ではあったのですが、それなりに楽しめたイベントでした。
 
 
 
 
 
 
その翌日、空は嫌味なくらい晴れわたり、
複雑な気持ちで浜松を後にしたのでした。(´・ω・`)
  
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One thought on “エア・フェスタ浜松2013

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