000027オペレーション部門の安野です。

前回は、名刺交換の流れを述べました。

今回は、その際に押えておきたいポイントをご紹介したいと思います。

 

最近の名刺は、おしゃれなものや面白いものが多くなりました。

相手に覚えてもらいやすくなった反面、名刺交換中の失敗なども記憶に残りやすくなったのではないでしょうか?

いい印象、いい覚え方をしてもらうためにも、スマートな名刺交換のポイントを覚えておきましょう。

 
 

名刺を同時に差し出した場合


差し出す際は、もちろん両手で差し出しますよね?


もし、同時に差し出してしまった場合、できるだけ両手で受け取るのがいいのですが、一度出したものをひっこめる訳にはいきません。


その場合は、左手を自分の名刺から外し、相手の名刺を左手で受け取るようにしましょう。


名刺を受け取ったら、「頂戴します」と言ってすぐに右手を添えて両手で持つようにしましょう。

 
 

先方の名刺を先に受け取った場合


受け取った名刺を中指と薬指の間に挟み、自分の名刺は相手の方に向けて両手の親指と人指し指で重ね持ち、相手に自分の名刺を渡すようにしましょう。


名刺入れの上に乗せて受け取った時には、自分の名刺入れの上に先方の名刺を乗せた状態で、その上に中指を差し入れて自分の名刺を持ち、その状態のまま相手に自分の名刺を渡しましょう。


 

名刺交換の順番


当たり前のことですが、目上の相手より先に名刺を受け取らないようにしましょう。


もし先に名刺を受け取ってしまった場合は、「申し遅れましたが〇〇商事の△△です。」と言って名刺を差し出しましょう。
 

 

名刺交換を終えた後


読めなかった漢字のふりがなや、印象に残ったエピソードなど、いただいた名刺に書いておくと、見返した時に、どんな方だったか、どんな話をしたか思い出しやすくなります。


しかし、会話中に書き込むのは失礼なので、相手と別れてから書くようにしましょう。
 

 

名刺がない、または忘れた場合


お客様のところに行って、名刺を忘れた!なんて事はないでしょうか?


万が一忘れてしまった場合は、まず「名刺を切らしてしまいました」と言って、丁寧に非礼をお詫びしましょう。


11292正直に「名刺を忘れてしまいまして」と言ってしまいがちですが、大切な名刺を「忘れる」というのは相手を軽視していると取られても仕方ありません。「切らした」という言葉を使う方が印象が和らぎます。


非礼を詫びた後は、自己紹介する際に「後日、改めてお持ち致します」と付け加えます。できるだけ早く次の機会を設け、「先日は大変失礼しました。」と改めて自己紹介を行うようにしましょう。


また、遠方の方でなかなか次の機会を設けられないような場合には、名刺を詫び状と一緒に郵送するようにし、次の機会にお会いした際に「この間は大変失礼しました。」と一言お詫びしましょう。


いずれにしろ、こういったことがないよう、常に残数をチェックし携行するようにしましょう。

 

いろんなマナーがありますが、「相手のことを大切に思い、相手にも良い印象を持ってもらう」ことを心掛けると良いのではないでしょうか。

  
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