監査一部門の清岡です。
 
決算書(財務諸表)の中でも「損益計算書」は、売上の状況や

経費、利益の状況が見えるのでよく重視されます。

では、「貸借対照表」はどうでしょうか?
 
「貸借対照表」とは、企業が事業資金をどのように集めてきた

か(右側)、それをどのような形で保有しているか(左側)を表すものです。
 
それでは、構成から見てみましょう(図1)
 

流動資産・・現金・預金の他に短期期間(1年以内)で現金化

されるもの。売掛金や棚卸資産などが該当します。

固定資産・・企業が長期に保有する建物、土地、車両、機械

装置などが該当します。

 

流動負債・・まだ支払の完了していない買掛金や、運転資金など

1年以内に返さなければならない短期借入金などが

該当します。

固定負債・・設備投資などの資金で返済義務が1年を超える長期借入金などが該当します。

純資産・・資産と負債の差額ですが、内容は株主の出資金と企業の設立からの利益(黒字及び赤字)

の累積額です。

 
これだけでは、分かりにくいかもしれませんので、個人で考えてみましょう。
 
例)Aさんが、600万円の車を買った場合。 

Aさんは頭金として、親から短期的に100万円を借り、自己資金から150万円を準備しました。

不足の350万円を銀行でローンを組みました。

これを貸借対照表に当てはめると次のようになります。(図2)

 

つまり「貸借対照表」とは、ある一定時点における財政状態をあらわしています。

保有する財産が自前の資金から調達されているのか、他人からの借入を含め調達されているのかが記され

ています。利益が出ていても、負債(借入)が多すぎると経営を圧迫する要因になり、こういったことを

読み込むことにより、その時点での会社のおおよその状態が分かるようになります。

 

いかがでしょうか。少しイメージができたのではないでしょうか。

  
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