総務部 矢子です。

2017年1月1日に神戸港は開港150年を迎えました。

先日、「神戸開港150年と兵庫津」よみがえる兵庫津連合協議会主催、神戸開港150年記念講演会を聴講してきました。講師は、生田神社名誉宮司で神戸史談会名誉会長でもある加藤隆久氏。
 
神戸で生まれ育ったにもかかわらず、知らなかったことがかなりありました。織田信長命令で池田恒興(いけだつねおき)が兵庫区に兵庫城を築いたことなどは、全く知りませんでした。
うーん、授業で覚えてなかったのかな(笑)
その場所に最初の兵庫県庁が出来たそうです。(兵庫城跡⇒)

 

前日にNHKの番組、ブラタモリで神戸の街の放送があったからか、定員80名のところに100名以上の大盛況。講演会場(岡方倶楽部)がテレビでロケしていた兵庫津だったので、実際の目でみることが出来ました。

 

平安時代末期に平清盛が日栄貿易のため整備した「大和田泊」は、その後の改修を経て、鎌倉時代に国内第一の港として「兵庫津」と呼ばれるようになったそうです。また、江戸時代には北前船交易で有数の国内貿易港となり、幕末にはかなり資金も潤って裕福だったことから、開国時には兵庫津での開港を断わり、それで生田神社がある神戸村が居留地となって今の神戸開港となったそうです。
 
水深があり、六甲山があるので風の影響も少ない、赤道を越えても腐らない宮水がある。
そのおかげで続いてきた良港の神戸港。
神戸港のおかげで外国人との交流が生まれ、日本最初の色々なものが「神戸文化」として根付いてきたと再確認しました。

 

日本で「神戸が始まり」と言われているもの。
洋服、洋菓子、コーヒー、ソース、ラムネ、マッチ、ボート、ゴルフ、サッカー、マラソン、ジャズ、花時計など。
へぇ、こんなものまで、というのもあります。
神戸に住んでいると当たり前のように思いますが、やっぱりおしゃれでハイカラですね。

 

次から次へ楽しい講演で、ほんとにあっという間の1時間半でした。

 

神戸開港150年記念によるおすすめイベント、まだまだあるようです。
3月13日には、クイーンエリザベス号の史上初神戸発着お見送りクルーズもあるそうです。
ぜひHPチェックしてみて下さい。知り合いも予約したそうですよ。
http://www.kobeport150.jp/index.html

  
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