正月よりも長い長いゴールデンウィークも無事終了し、久々に仕事に復帰、という方も多くおられるのではないか、という今日この頃です。今年のゴールデンウィークには「平成」から「令和」への改元があり、大きな節目も迎えました。私はあいも変わらず、いつもと同じ生活サイクル。それぞれの過ごし方はあるのでしょうが、テレビの街頭インタヴューを聞いていても、それぞれ休みの長さにも賛否両論あるのが、とても面白いですね。
 
”改元という大きな変化とともに”というか、”時代の大きな変化”というか、実質的に政府の方針として「『働き方改革』~一億総活躍社会の実現に向けて~」という形で、仕事に対する取り組み方改革が4月1日より始まりました。平たく内容を解説すると、老齢化と少子化により労働人口が減少し、働く人のニーズが多様化するという事に対応すべく、生産性を向上させ、働ける機会を多くして、働く人の意欲や能力を存分に発揮できるようにして、成長と分配の好循環を作り出すという政策です。
 
色々な考え方はあるのですが、働きすぎている人の労働時間を、働きたいという人へ配分する、という仕組み?なのでしょう。~改革ですから、今までとは大きく変えるという事で、その改革により、それに関係することも同時に大きく変わっていきますよ!という事です。特に今回は「働き方・・・」ですから、「働く」つまり、働く方法と同時に、働くとは何なのか?という感覚が変化し、間違いなく、それに纏わるライフスタイル自体が大きく変化するという事です。
 
今回のゴールデンウィークによる長期間の連休は、この「働き方改革」のミニチュア版のようなもので、長期間 仕事をしないで、家族と一緒に過ごせる時間を多く持てて嬉しいとか、その休暇を自分の趣味やスキルアップに使えたとか、逆にその休暇の時間に何をして良いのか分からない、仕事をしていたい等々、今後「働き方改革」で起こる事の入り口がちょっと見えたようでした。
 
これからは、働くという事に対しては、「時短、時短・・・」。とにかく働く時間を少なくしていくという方向性に進んでいるようですが、全くその方向性とは関係なく、逆に「もっともっと時間が必要・・・」っていう人も多くいるのは間違いないようです。どちらが良いのでしょうか?まあ、これは人それぞれのライフスタイルに合わせるという事になるのですが、より一層自分のやりたい事、やっていきたい方向性を明確にしながら、自分の大切な時間を過ごしていくという事が重要になってきますね。
 
年間労働時間の世界ランキング(2016年 OECD data)1位は、メキシコ2,255時間、日本は22位で1,713時間です。日本はまだ働き過ぎなのかどうかは分かりませんが、まだまだ時短するという事なのでしょう。因みに私は仕事しない派ですが(^^;)
 
参考:厚生労働省「働き方改革」

やこやこ

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