監査担当の永野です。
元号も変わり、気分も一新された感もありますね。以前『平成最後の・・・』という言葉に煽られている感じがすると書きましたが、元号が変わった最近は『令和最初の・・・』に変化しているようですね。CM等で良く見聞きします。
 
さて、元号が変わって記念にご朱印をもらいに寺社仏閣に人が殺到しているという記事をいくつか目にしました。少し前から「ご朱印ガール」なんて言葉もあったようで、一部では流行っているようですね。そもそもはパワースポット巡りから始まっているようです。思えば、一時期“パワースポット”って言葉も良く耳にしましたよね。
 
また元々“ご朱印”とは、参拝者が写経をお寺に納めた際に頂く印だったとか・・・それがいつのころからか、写経を納めなくても参拝の印として頂けるようになったそうです。
 
私も以前お客様に見せて頂いたことがあります。関西の寺社仏閣を2年くらいかけて回られたそうで、その時に集められたものということでした。最初に見た印象というか感想ですが、何とも言えず綺麗なもので、もちろん文字も達筆だからでしょうが、墨の黒と朱印の赤のコントラストが見事というか・・・軽く感動したのを覚えています。
 
それ以来、ひそかに興味を持っていて、いつかはやってみたいなと考えており、老後の楽しみにするのもいいかなと考えたりもしています。
 
ただ令和になってご朱印をもらう際に、トラブルが多発しているというニュースをみました。一部の方はスタンプラリー感覚だったり、転売目的だったり・・・
 
見方によってはそう見えてしまうのでしょうか?確かに参拝した記念に集めておられる方もいるでしょうし、ブームに乗っかって集めている方もいるでしょうが、神職の方やお坊さんはご朱印を書くのが本職ではないので、あまり無茶なもらい方はいかがなものかと感じています。書いたもらったご朱印が希望のものではないから書き直して欲しい、と言う方もいるとか。1枚しか書けないと言うと、目の前で破り捨てて、書き直せなどと無茶な事を言う人もいるそうです。
 
また一般的に500円程度の初穂料らしいのですが、それが30万円前後で転売されている記事も見ました。これを売上と原価と考えると、すごい利益率ですよね!?(いやいや、そういう話ではありません)。それにしても買う人がいるのも驚きです!
 
ご朱印のそもそもの意味を考えると、いささか外れているように感じるは私だけでしょうか。いろんな考え方もあるとは思いますが、参拝した記念にボチボチ集めてみようと思っている今日この頃です。
 
* 写真AC(toraemonさん及びジルバーナさん)から写真を利用させていただきました。

  
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