オペレーション部門の須藤です。
ここ数年、つい食べ過ぎる傾向にあった私。自分でコントロールするのが難しくなってきたため、いよいよ断食することにしました。
 
断食施設はラグジュアリー系あり、修行系あり、アクティビティ充実系ありと様々のようですが、近場でリーズナブルということで、宇治にある禅宗の研修施設で行うことに。ここは完全な断食ではなく、食事代わりに酵素ドリンクや水が摂れるという半断食形式です。また、座禅や写経など禅の世界も体験できます。これは断食だけでない何かを得られそうだ・・・。
 
ということで、今回の目標は

1) 半断食で内臓を休め、身体の調子を整える。
2) 座禅や写経で精神を安定させ、自律神経を整える。

となりました。身体や気持ちが整うことで、視野や考え方の幅が広がるのでは、という期待も抱きつつ。ちょっと欲張りすぎ?
 
現地に着くと、今回の参加者はなんと私一人でした。スケジュールはこんな感じ。
一泊二日だったため、一日目と三日目の日程だけを行います。オリエンテーションの後は、早速昼食です。
 
食前にお経を唱和し、出てきたのはグリーンスムージー。スムージーを飲んだことのない私は、見た目の青汁っぽさに若干ビビり気味。でも一口飲むと、抹茶のような香りと柑橘系の味などにビックリ。なんと100種類以上の野菜と果物が入っており、これで60kcal弱。とろみがあったので、しっかり噛んで味わいながら飲みましたが、美味しくてお代わりしたいほどでした。
 
昼食の後は、お土産にいただくミニ警策に文字を書くためお習字です。私だけなのを良いことに、墨汁でなく少し墨からすらせていただきました。久しぶりのお習字に懐かしさと難しさを感じましたが、何枚も書くうちに気付けば一時間半。夢中で時間を忘れていました。ミニ警策に書く字は「知足」「精進」「禅定」など10程度候補があり、その中から「禅定」を選択。禅定は、風のない日の水の表面のように何の揺らぎもない心の状態のことを言うようで、つい気持ちがザワつくことのある私にとっては理想の状態。常にこうありたいものです。そう願いながら書いた字がこちら。ずいぶん右に寄ってしまいましたが、おおむね満足です。
 
どっぷり禅の世界に浸りたく、自由時間にも一度座禅を入れていただきました。100畳ほどの道場を独り占め。姿勢を正して背筋を伸ばし、目線は1~1.5m先に。座禅中は、考えることを手放して無の状態でいるものだと思っていましたが、物事についての方向性を考えることは構わないと教わりました。ただ、妄想はいけません、と。確かに、妄想は雑念につながりますもんね。仕事にしろ生活にしろ、静かな環境で心を整えて今後のことを考えると良いアイデアが出てきそうです。10~15分くらい×2回しましたが、集中していたのか意外と早く感じました。
 
残り少ない自由時間に、急いで近くの萬福寺へ。ここには木魚のもととなった開梆(かいぱん)があり、どうしても見たかったのです。口にくわえている丸いものは「貧・嗔・痴」の三毒で、貪り(むさぼり)・怒り・愚かさを表し、たたいてこれらを吐き出させるそうです。実物は2mくらいの大きさで、普段は食事など時間を知らせるのに使用しているとのこと。萬福寺は黄檗宗の大本山ということで、とても広く他にも見どころ満載でした。
 
夕食にレッドスムージーをいただき、座禅をした後は自室で写経です。せっかくお習字で筆を練習したんだからと小筆で挑戦しましたが、一行書ききる前に挫折。下手すぎて我慢できない・・・。あえなく筆ペンで書くことにしましたが、お風呂の時間が迫る中、なんとか書き終えたいとの思いで書いていたので、全然心整わず、本末転倒です。書いたものがこちら。
 
それまで全然空腹を覚えなかったのですが(前日夜と当日朝にたっぷり食べたから?)、21時半ころになるとさすがにお腹が空いてきたので、眠ることにしました。
 
翌朝は4時半起床、5時から座禅。6時半からお掃除の後、朝食となりました。朝食はお粥と香のものとお茶。梅干しや佃煮と共にお粥を食べるのですが、久しぶりの温かい食事はやはり美味しかったです。また香の物だけ残しておき、食べ終わった後は器にお茶を入れて香の物で器をきれいにする、という洗鉢も行いました。修行中は自分の鉢や箸をこのように洗うそうです。食事を粗末にせず、洗剤や余分な水も使わず後片付けができますね。
 
10時に終了しましたが、すぐに帰途につくのは勿体ない。源氏物語ミュージアムで源氏物語の世界にどっぷり浸かった後、世界遺産の宇治上神社と平等院鳳凰堂を拝観し、宇治を満喫して帰りました。
 
今回のことで視野が広がったり器が大きくなったかといえば、残念ながら急に変わるはずもないですが、何度もお経を唱和したり座禅をするなど、いままでしていなかったことをたくさん経験できて新鮮でした。たまには普段の生活を抜け出し、まったく違う世界に身を置くのもいいですね。また機会があったらしてみたいです、暖かい季節に。寒かったー。笑笑

  
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