世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平朝臣)
 
オペレーションの藤本です。この時期にコラムを書くにあたり、桜は外せません。1000年以上前の平安時代の和歌にもあるように日本人のDNAに深く刻まれた花、桜は日本人のソウルフラワーと言っても過言ではないでしょう。
3月、4月は人生の節目にあたることが多く、その時に咲いている桜の花はとても印象深く記憶に刻まれているのではないでしょうか。
私事ですが、7年前の4月にこちらの事務所で働き始めたので、事務所前の三四公園の桜は毎年初心を思い出させてくれます。
 
私は神戸市灘区に在住していますが、灘区はとてもきれいに桜が咲いている所が多くあり、桜をとても身近に感じる所です。
特に今年、令和6年の桜は土日に丁度満開になり、天候も良く、花見をするには絶好のタイミングでした。
 
今回は灘区の桜を紹介したいと思います。

灘区には都賀川という川が流れていますが、その川岸には沢山の桜が植えられています。傍らに阪急電車の橋がかかっており、緑の六甲山をバックに、マルーンカラーの阪急電車と、桜のピンク色がマッチしています。今年は外国人の方々が多く見物に来ていたのが印象的でした。
 
 次に紹介するのが桜のトンネルです。
摩耶ケーブル駅の東方面すぐ、「桜のトンネル」の看板があるほど有名な通りです。かなり急な狭い坂道なので両側の桜がトンネルのように見えます。
沢山の人が見物に来ていました。
 
 
次に紹介するのは灘小学校前の通り、六甲町線は地元の人しか通りませんが、桜の木の本数も多く圧巻です。写真の一番奥の方に灘小学校がありますが、こんなに多くの桜に歓迎される新入生は幸せだと思います。
 
最後に紹介するのは王子動物園の夜桜です。王子動物園にはたくさんの桜の木があります。この時期になると3日間ほど夜に動物園を無料開放して、夜桜見物ができます。
 
今年ちょうど満開で天気の良い最終日ということもあり、王子動物公園駅前からディスにーランドかUSJのような行列ができており、入場するまで50分ほどかかかりました。 しかし、それだけ並ぶ価値があるほど、満開の桜が夜空にとても映えて、周囲の人たちも夢中に写真を撮っていました。王子動物園は数年後には再開発されるので桜の木がどうなるのか心配です。
 
皆さんの近くの場所や記憶にたくさんの桜が咲いていると思います。
よろしければ来年、灘区の桜を見に来てください。

  
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