オペレーション部門の川畑です。3年ぶりに「関西シクロクロス」に参戦しました。日本ではマイナーな競技なので「シクロクロス」とは?と思われるでしょう。その「シクロクロス」についてですが、元々はロードレース選手の冬のオフシーズンにトレーニングの一環として始まった競技で、ヨーロッパや北米、豪州などで人気があります。特にベルギーやオランダなどでは歴史も長く馴染みのある競技の様です。
 
競技の特徴は、距離ではなく時間制でカテゴリー別に30分~60分間前後、一周2~4kmの未舗装路周回コースを走ります。(トップ選手の1周目のラップタイムで周回数は決まります。)
そしてコース上には柵や急斜面、砂地、階段などの人工の障害物が設けられており、乗車では走れない区間を設けるのもルールにあるようです。ライディングだけでなく時にはランニングもしますし、バイクに飛び乗る、飛び降りる、バイクを肩にかつぐ、かついだまま階段を上るなどの動作が求められるなど、なかなかハードな競技です。

関西シクロクロスは1シーズン全10戦が10月末から来年2月の週末に大阪、和歌山、滋賀県の各地で開催されます。現在私の参戦カテゴリーはW2(WOMENの2)レース時間は30分なのですが、キッズから60代のカテゴリーまで幅広くあります。

 
第1戦 御坊 W2 10位/18名出走
スタートは周りの勢いに全くついて行けず最後尾に。半周した頃に「このままではビリ確定!」とやっと気付いて、そこから前が見えたら追いつき、無理のない所でパスしながら走りました。周りの「あと少し」の声に最終周と勘違いしてフィニッシュ前のストレート区間を全力で走り1人パスしたらあと一周とのこと。もう一周走ってラストのコーナーで前の人に追いつき横並びになり、本日2度目のスプリント。諦めた方が負けると思い踏みきり僅差で勝ちました。
 
第2戦 富田林 W2 11位/21名出走
初めての最前列スタート。スタートの準備をしていたら、いつの間にか名前がコールされていて反応出来ませんでした。(最前列は名前を呼んでもらえるので通常手を挙げたりして応えます。)
今回のスタートは前回に比べれば上手くいきましたが、コーナーの立ち上がりなど細かな所が遅く前について行けず。全体的に軽いギアで回し過ぎなのは明らかで、まだまだ改善の余地があると思いました。


 

第3戦 美山向山 W2 17位/21名出走
4年前に一度だけ走っている美山。前回−1LAPつまり周回遅れだったので、今回はフルラップが目標。富田林で少し改善されたスタートはすっかり忘れてギアも上げず、くるくる走り最後尾辺りに後退。山の中でもなかなか追い上げることが出来ず、前にも後ろにも女子が居なくなりポツンと走っていると、前にW2のピンクゼッケンが見えたので4周目(最終周)で追いつこう!と思っていたらフィニッシュ横(次の周回へ続く道)にテープが張られていて終了。4周目の脚力を残したまま、目標のフルラップならずでした。

 
第4戦 マキノ W2 10位/18名出走
マキノは初めて参戦するのでじっくり試走すべきでしたが、疲れて1周で終了。このコースはマキノ高原スキー場を使っているため、登りも多く、ゲレンデの激下り区間もあるパワーコースでした。
コースの終盤にゲレンデ激下りを折返すと長い登りという皆が失速する区間があり、そこで何度も『もっと踏んで!』と声を掛けてもらうもしんどくて踏めず。情け無い気持ちになりましたが、最終周そのコーナーに差し掛かり『ダンシングでー!』の一声が。その声に私より先に、競り合っていた選手が反応して前で立ち漕ぎ出したので、ここは負けられない!と対抗してダンシング合戦になり、振り絞って前で折り返し下りへ。その後の幾つかあるコーナーで焦る気持ちを抑えながら気を抜かず、何とか少し離してフィニッシュすることが出来ました。※ダンシングとは立ち漕ぎのことです。
 
現状は表彰台も遠く、レースとしてはどうかといったところですが、自然の中を思い切り走るのは気分転換になります。これから事務所は忙しい時期に突入しますが、週末リフレッシュしながら乗り切りたいと思います。

 

  
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