監査業務担当の牟田口です。

みなさん、おもちゃってすぐ壊れませんか。というか、うちの子に限らず子供たちは、おもちゃを大事にしないというか、扱いが雑なのか。まあ、自分が子供の時も同じように壊していましたから、そんなものなんでしょうけど。
 
さて、今回壊れたおもちゃはプラレールアドバンス。しかも2回目。

1回目は連結部分。購入して1週間ぐらいで、連結部分がバキッと折れてしまいました。どう考えても修復不可能。なので早速タカラトミーにご連絡。で、この時は神対応。新品を送ってきてくれ「良かった良かった」となりました。
 
そして今回の2回目。購入から2年ぐらいが経ったでしょうか。今度はリモコンを操作しても、うんともすんとも言いません。全く動かない状態。
 
このプラレールアドバンス、素人が開けて修理できるようなものではありません。普通のプラレールだって、素人では中身は開けられないような設計になっています。ネジも、普通のプラスとかマイナス式とは違い、開けることも不可能。この時もタカラトミーに修復の依頼で、郵送ということになりました。
 
そして10日ほど経ったころ、返送されてきたのです。「治ったのかな」とワクワクしつつ開けてみると、一枚の紙とともに、送ったそのまま開封もせず、中身が出てきました。説明書きには「部品がないので修理できません。」とのこと。タカラトミーにはがっかりです。
 
そんなわけで子供のがっかり感が大きく、どこか修理してくれるところはないかと探してみたわけです。
 
そして検索で引っかかったのが「おもちゃ病院」。
「こんなのあったんだ」と思いつつ調べてみると、ボランティア。
 
へぇ~というかんじで、早速電話してみました。
すると「持ってきてください」との快い返事。
 
で、近くにおもちゃ病院の開院日に行ってみました。

当日は受付表を記入して、順番を待ちます。
わたくしの番が回ってきて「診察」です。
壊れている状況を説明。
そうすると、担当のおもちゃドクターは渋い顔。

「プラレールアドバンスかあ・・・・これは難しいと思う。」
「ん~」

そこに他のおもちゃドクターからの助け舟。

「前にやったことがあるので、もしかしたらできるかも・・・」

おっ、もしかしたら

「ただ、プラレールアドバンスは部品がないのであまり期待しないでください。」

とのこと。こちらからしたら、メーカーがお手上げ状態のものなので、ダメもとで是非にとお願いすることになりました。いわゆる「入院」てことになります。

 

この「おもちゃ病院」は全国各地にあり、壊れたおもちゃを原則無料で修理してくれるボランティアグループ。ホームページによると、”日本おもちゃ病院協会は、こわれた「おもちゃ」を原則無料で修理し、新しい生命を与えることに価値を見出し、生きがいを感じているボランティアグループで1996年に全国組織化しました”。また、”「おもちゃが直ればそれだけでも嬉しいのに、さらに、嬉しいことがあるんですよ」それは、おもちゃの持ち主から感謝されるということだ。”とも書いてあります。
 
そして、10日後ぐらいに電話がありました。「治りましたので、取りに来てください」。おおっ、すごい治るんだ!!というわけで、無事またまたプラレールアドバンスは動き出したのです。メーカーができないことをしてくれる。かなり感動しましたよ。おもちゃドクターありがとう!です。一応当日はお菓子持参でお礼してきました。
 
みなさんも、治らないと諦めているおもちゃがあれば、一度おもちゃドクターにお願いしてみるのはいかがでしょう。愛着のあるおもちゃや、思い出のあるおもちゃが壊れ動かなくなってしまう、これが動き出す。なかなか嬉しいものですよ。
 
後から調べていると、タカラトミーでは修理はほとんどしていない風。新品送って終わり。修理の手間とコストを考えると、新品を送るほうが、会社としては良いのかもしれませんね。で新品がなくなったら「修理できません」となる。これはこれで、会社の目的である「利益を上げる」ということを考えれば、妥当な対応ということになりますが・・・。

  
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