オペレーション部門の永野です。
スタッフコラムを書くのは年に一度のペースですが、読み返してみると、ほとんどが子育てや息子の教育のことばかり。自分に趣味がないのがバレてしまいそうで、ちょっぴり恥ずかしくなります。
 
そんな息子も、昨年の春に大学生になり、一人暮らしをスタート。さらに主人も単身赴任となり、私は突然、家事や育児から解放されることに!
 
「自由だ~!」と喜んだのも束の間。この1年を振り返ってみると、増えたのは仕事の時間と、動画サイトをぼーっと見ている時間だけ……。「これではもったいない!」と、思い立って行動開始。せっかくなら自分のためにお金と時間を使おうと、友人がたくさん住んでいる東京へ遊びに行ってきました!
 
旅行中は、銀座、築地、東京スカイツリーなど、王道の観光スポットを訪れましたが、その中でも特に印象に残ったのが、ホテル雅叙園東京の「百段階段」です。
「百段階段」は、昭和10年(1935年)に建てられた木造建築で、7つの豪華な部屋が99段の階段でつながれています。それぞれの部屋には、当時を代表する絵師や職人たちが手がけた天井画、襖絵、壁の装飾が施されており、歩いているだけでタイムスリップしたような感覚になります。
 
私が訪れたときは、「時を旅する福ねこ at 百段階段」というアート展が開催中でした。江戸から令和までの時代をテーマに、福ねこたちが衣装やポーズ、表情などでさまざまな“時代”を表現。中には有名映画のパロディポスターもあり、かわいらしくて笑ってしまうものも。猫好きな方はもちろん、日本の伝統美や建築に興味がある方にも、ぜひ一度は訪れてほしい場所です。








 

ちなみに、ホテル雅叙園東京は、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の「油屋」のモデルの一つとも言われています。長い木造の階段、きらびやかな装飾、そして幻想的な雰囲気・・・。確かに「あの世界」に迷い込んだような、不思議で贅沢な気分を味わえました。そして少し残念なお知らせですが、ホテル雅叙園東京は今年2025年9月末で休館予定とのこと。この空間を実際に体感できるのは、まさに今だけです!

 
私にとっては、子育てを一区切りした節目に、ひとりの“私”として向き合えた、大切な旅になりました。これからはもっと、自分の「好き」にも目を向けていきたいなと思っています。
出典:ホテル雅叙園東京 https://www.hotelgajoen-tokyo.com



  
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