今日はS社の社長が会社を売却するという事で、その引き受け先の社長を連れて来られました。その引き継ぐ社長は、病院の経営をされている方で病院とは全く違うビジネスをやってみたいという事と、元の社長の非常に強いプッシュで、引き受けたという事を言われてました。S社の内容の話は具体的に数値を詰めるだけでしたので、今日はあまり具体的な話はなかったのですが、たまたまその病院の前をよく私は通っていて、病院らしくない病院だったのでいつも見てました。その病院の理事長という事で色々その病院の考え方を聞いてみました。

 何が変わっているかと言うと、・・・病院とかいう看板が上がってなかったら病院とは誰も思わないという外観です。とても病院とは思えないおしゃれなデザインで、建物の色使いがすばらしい。病院と言う硬さがなく、極端に言うとデザイン事務所みたいな感じです。なぜそんな変わった病院を作ったんですか?と訪ねると、どこの話か、ある子供が生まれてから長いこと退院できず、ある年齢になってから退院したその子供が、退院して初めて色を認識した、という事があったそうです。病院というのはやはり白が基調のデザインというか、どこを見ても白という事で、その子供は白色だけ?というか、多くの色を見たことがなかったんですね。それで退院して初めて多くの色に出会い、色を認識し始めた。という事らしいです。

 それで、病院は白と決めないでもっと色にも配慮しようという事で、この病院を建てられたそうです。外観もいいのですが、内側もフロアーごとに色を変えてあるそうです。やはり、病院も今までとは違い、ただどの医者もやっているという言い訳しながら、不正な社会保険点数請求により患者を食い物にしながら、偽者の正義を売りつけるという世界から、医療も一つの非常に重要なサービスであるという観点が求められ、そうでない病院経営は生き残れない日がもうそこにやってきているように、感じました。

(う~ん、ええ事言うなぁ(^_^) )           

                                                  やこ

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