今回は、「人物の紹介の仕方」についてです。
皆さんは、担当者が代わったり、自分の上司を紹介するなど、自分が
間に立って人を引き合わせる機会があった場合、誰から紹介したらいい
のかわかりますか?自分が間に立つ時、しっかりと紹介できるようにポイントを押さえておきましょう。
まずは紹介するタイミングですが、お客様がお見えになり、軽く挨拶をした後に紹介するとスムーズで
す。紹介する前に話しが進んでしまうと、タイミングを逃してしまうので、そのようなことがないよう
に注意しましょう。この時、椅子に座ったままや、机越しにするのではなく、きちんと立って紹介しま
しょう。
紹介する際は、どのような順番で紹介すればいいのでしょうか?
人物紹介にもルールがあり、自分から見て、敬意を表するべき相手を後に紹介することが大切です。
例えば、「上司」と「取引先担当者」を引き合わせたい場合、
自分から見て敬意を表するべき相手は、「取引先」になります。
ですので、取引先担当者に上司を紹介し、次に取引先担当者を上司に紹介しましょう。
「ご紹介いたします。こちら私の上司で課長の〇〇でございます。」
身内を紹介する場合は敬称をつけないようにしましょう。
慣れていないと咄嗟に敬語になってしまい、
「課長の〇〇さん」と言ってしまいそうですが、気をつけましょう。
「こちら、〇〇株式会社の××様です。」
お客様を紹介する場合、身内に対しては敬語ではなく、ですます調でいいでしょう。
また、わかりやすいように人を指しながら行う場合、「こちらは、
〇〇でございます」と言いながら手のひらを上に向けて紹介したい
人を指すようにしましょう。
間違えても指で指すことがないようにしましょう。
次回は、紹介する人が複数の場合の仕方についてです。