urasima 急激なITに関する技術の進歩により、昨年あたりから色々な手段が進歩してきたという現象に出くわします。昔からの進歩発展という延長線上にある進歩ではなく、いきなり今までの技術トレンドから逸脱した進歩という感触です。特に、我々が携わっているバックオフィス系の事務処理技術の発展です。言うなれば浦島太郎状態。

ここ最近まで言われていた事に、色々な産業でのオートメーション化はめまぐるしく発達してきているのに、バックオフィス系の仕事は変わらない。特に商取引を全て会計処理を行うという事務処理技法は、相変わらず数百年前に開発された方法により、商取引一つずつを振替伝票なる物に記入し、それを会計ソフトと言われるものに入力し、集計するという作業です。

大手の企業等は数億円のコストをかけ、自動的に会計処理がされる いわゆる”ERP”というソフトにより自動化されてきたのですが、そういうソフトは中小零細企業では導入する事に色々な面で困難であり、どうしても人海戦術的に処理を行うという状況です。しかも、そこで集計する目的は、正しい税金の申告をすることで、そのために多大なコスerpトを払い処理を行っているというところも多く見受けられるようです。

 そういう状況の中で、特に最近びっくりするのは、複雑な処理方法を取らないのであれば、現金取引以外は全て気が付けば何らかのデータになっており、それをかき集めて処理を行うのが可能になってきたという事なのです。例えば、銀行取引一つとっても、銀行は全ての取引をデジタルデータで管理しており、クレジットカード取引に関しても同じ。販売管理ソフト、給与計算もソフト、仕入在庫管理ソフトも然り、全てデジタルデータになっている。それらのデータをかき集め、一つの会計ソフトに集約し、そこに現金取引のみ今までの方法で処理をするという事が可能になってきています。

csv という事は、極端にいうと現金取引を無くしてしまえば、色々なデータソースからデータを集めて「ポン」で出来上がり、っていう状況が作れてしまう時代になってきました。まさしく、”事務処理革命の夜明け”です。今までのように処理を行う事に時間を取られてしまい、内容を綿密に分析するという時間が割けなくなり、結局、高いコストを払って税務申告だけに集計データを使うという作業から少し解放されるかもしれません。記録データというのは、保存しておくためだけにあるのではなく、やはり、前向きな経営のために使えるデータであってほしいものです。つまり、そういう方向を簡単に目指すことが可能になってきたという事です。

ある特定の意味があって人的手間をかけたデータ処理は、それはそれで意味があるのですが、それ以外のデータ処理は、今後そういった方法を研究し使わない手は無いですね。一度研究してみて下さい。ご相談も承ります(^_^)/(少しCM)

やこやこ

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