「今いる場所と違うエネルギーを感じたい」と、久々に国外の空気を吸いに行ってきました。

行先はフィリピンのセブ島を目指していたのですが、アテンダントの予定が合わずに仕切り直し、という事でマニラに滞在でした。しかし滞在中はショッキングな事だらけ。毎日がびっくりの連続で、ある意味超～！刺激的なのです。感覚的には日出を見ている国っていう感じです。日本は？・・・ん～？夕日を見ている国に思えてきます。
 
日本人は利便性、合理性、快適性を求め続けてきて、とても居心地の良い国になり、至れり尽くせりの大サービス国家。良いか悪いかは別にして、飼育されている動物園の動物のような、何かに飼いならされた動物のような感覚を実感してしまいました。大人しく行儀よく、とても管理しやすい人間園。誰が飼いならそうとしているのでしょうか？というのは置いといて・・。
 
大概の日本人はレベルは違うにしても普通に衣食住はあるのですが、日本のように色々な物が充実し（私が思う充実度ですが）過剰な部分まであるのは日本ぐらいでないのかと感じてしまいます。ホテルのトイレにウォシュレットが無い！っていうだけで、えっ！と思い、風呂に入ってとシャワーを出そうとすると、停電中でお湯が出ず水しか出ない。それが何か？っていう感じです。
 
それじゃ～戻るのか？　戻る必要があるのか？
 
日本はとてもそういうクオリティーを目指して”進歩”してきましたが、人間としてはとても”進化”？？。いや～、それは”進化ではなく”退化”ではないかとふと思うのですが、その”退化”を補うためにまた”進歩”するという、かなりマッチポンプ的な循環が起きているように思えるのです。
 
　色々と進歩　→　それによって人間は退化　→　それを補う進歩　→　それによってまた人間は退化　・・・　⇒
 
永遠にこのサイクルは続くのでしょうね。しかし、夕日も綺麗でいいけど、日出のフレッシュなエネルギーも浴びたいですね。また、浴びに行ってきます(^_^)/

やこやこ

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