監査業務担当の牟田口です。

先日ネットニュースで、米女子ゴルフ界で実際に起こった、失格事件の記事が載っていました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/funakoshisonoko/20181106-00103201/
 

この記事をまとめてみますと、

1.ある有名選手が17番で打ったティショットが大きく曲がってOB区域へ。
2.選手とキャディがその場にやってくると、ボールはイン・バウンズにあった。
3.選手はそのままそのまま第2打をうち、何事もなかったかのように、最終18番までプレー。

 
さてこのまま終われば、何の問題もなかったのですが・・・

4.OB区域のすぐそばの家の住人が「ギャラリーの女性がアウト・オブ・バウンズのボールを拾い上げ、イン・バウンズへ動かしたのを目撃した」ことを報告。
5.選手は「知らなかった」と証言。
6.キャディは、選手がボールを動かした事実を聞いたこと、「ルール委員を呼ぶべきだ」と進言したこと、さらには選手が聞く耳を持たなかったことも証言。
7.結果、選手は失格となり、来季の出場権を失ってしまった。

 

プロゴルファーとしてどうなんでしょうね。
ゴルフは「紳士のスポーツ」といわれます。
それは「審判がいない」から。そう、自分自身が審判になり、すべては自己責任なのです。これがゆえにゴルフは紳士のスポーツなのです。

ゴルフでは、意図的であろうが間違いであろうが、実際と違うスコアが通ってしまいます。

しかし、いつかどこかで必ず損をするはずです。そう、ズルをする人とはゴルフは誰もしたがらない、誰からも誘われなくなると思います。また、同伴者にその時はばれなくても、自身の心の中には残るはずです。

ゴルフを始めたころ、「あるがまま」が大事なんだ、と教えてもらいました。
 
冒頭のプロゴルファーもこんなことは当然分かっているのでしょうが、ついやってしまったのか。いや周囲の証言からは、意図的にしたことは明白です。

「あるがまま」を受け入れて、「あるがまま」に打つ

これを受け入れない限り、ゴルフをやってはいけない。

プロがやったのなら、来季出られなくなっても仕方がないことです。当然のことですね。
 
さて、この記事を読んでの私の反省点。最近ルールに対していい加減なところがあるので、ルールを再度勉強しないといけないな、と。来年には大きなルール改正がされます。今日は新ルールの本を買いに、帰りに本屋さんに寄ろうと思います。

  
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