オペレーション部門の中澤です。
2020年初めてのブログです。
今年も英会話ブログをよろしくお願いいたします。

という事で話題探しに書店に行ったところ、目についた本の帯が、

「I don’t know」はダメ
「do the best」も絶対NG
「Excuse me ?」は言語道断!

 
「えっ?どういう事?」
と、手に取った本がビジネス英会話本
「ビジネス現場で即効で使える非ネイティブエリート最強英語フレーズ550」でした。
 
著者の岡田兵吾氏は非ネイティブでありながら、海外グローバルトップ3社で働き続け、また英語ネイティブの上司になったという経歴の持ち主。そのポジションに辿り着くまでには、非ネイティブならではの挫折や苦労も経験されたのですが、その長いトンネルを抜ける事のできたヒントとフレーズが載った一冊です。ビジネスシーンだけでなく、日常会話にも生かせる考え方やフレーズが載っていて、「なるほど」と勉強になります。
 
ところで、上記の3フレーズ何故NGなのかわかりますか?
 
「I don’t know」(わかりません)

「知らない」「わからない」と強い印象を与えてしまうらしく、日本語でも、はっきり言われてしまうと良い感じはしませんよね。 
この場合正解は「I’m not sure」。
「確信が持てない」「はっきりとはわかりません」と曖昧に伝えるのがベスト。

 
「do the best」(がんばります)

「頑張ります」「ベストをつくします」の意味でよく使うフレーズですが、ネイティブには「頑張るけどできるかどうかはわかりません」と、結果について無責任にきこえる表現のようです。

この場合正解は「commit」という動詞。
あるスポーツジムのCMで「結果にcommitする」と聞いた覚えはありませんか?「成果が出るように積極的に頑張ります!」と、前者と比較すると断然こちらの方が仕事に前向きな印象がします。

 
「Excuse me ?」(もう一度お願いします)

相手の声が小さくて聞き取れない時に繰り返してもらう言葉なので、相手に非がない場合に何度も聞き返すと不快に思われるらしいです。学校で「Pardon ?」と習ったような気がするのですが、こちらも同意らしいです。「Once more, please」「please」とついているからと言って丁寧な言葉ではないらしく「もう一度行って」と命令口調に聞こえるそうです。
 
この場合正解は、
「Would you say that again,please ?」
「Sorry ?」
 
「Sorry ?」
ちょっと聞き逃した時はこの短い単語で大丈夫だそうです。

 
随分前に英語には日本語のように丁寧語、尊敬語、謙譲語とTPOによる使い分けがないから日本語の方が難しい、と聞いた事があったのですが、とんでもない!英語にもきちんとあるようです。以前、空港で外国の方に話しかけられた際に、自分的には「なんでしょうか?」のつもりで「What ?」と言ってしまった事がありました。突然の事でつい出てしまった言葉だったのですが、言語道断。相手には「何?」とキツイ口調で答えた事になってしまい、今でも忘れられない出来事です。
 
今年はオリンピックイヤーという事もあり、世界中から多くの外国の方が日本を訪れる事と思います。遭遇する機会があるかどうかはわかりませんが、その時は失礼のない対応をしたいと思います。

Well, I guess I’ll close for now.
See you next time.
T. Nakazawa

  
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