2021.5.17

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監査二部門の西内です。昨年6月からFCパートナーズにてお世話になっております。遅くなりましたが、この場を借りてご挨拶申し上げます。
 
さて、今月の1日にて令和に元号が変わってから、丸2年になりました。改元された時は、華やかな時代になればよいなと漠然と思っていましたが、まさかこのようなコロナ禍の状況になるとは夢にも思いませんでした。
 
世の中というのは移り変わりの早いものですので、いつか笑って話せる日がくると良いなと思います。(中島みゆきの歌詞かな…)
 
改元といえば税務の世界では「ある財産」について取り扱いが議論された税目があります。どの税目だと思いますか?
ヒントは上にあるように財産に課税される税目です。
 
正解は贈与税です。今上天皇から次代の天皇に改元時に所有権が移る財産(例えば八咫の鏡、天叢雲剣、八尺瓊勾玉等の三種の神器があります。)がいくつかあるのですが、この移転について贈与税が課税されるのか議論されました。というのも、生前退位による三種の神器の贈与を税法が想定していなかったからです。
 
贈与税は、資産を贈与すると課税されるものになりますので、原則に当てはめると贈与税が課税されてしまいます。
 
ただ2年前の生前退位の時は、【天皇の退位等に関する皇室典範特例法】にて、三種の神器には贈与税を課さないものとして課税を回避したそうです。税金の話を税法以外で解決した話はあまりないのではないかと思います。
 
税金の話は難しく私自身も戸惑うことばかりですが、世間を賑わすような大きなニュースの片隅に税金が絡んでくることもあります。
 
Yahooのニュースでもたまに税の記事がありますのでニュース記事に【税】とあったら一回クリックしてみてください。意外とおもしろく税を身近に感じることができるかもしれません。

  
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