経営者には日本の戦国時代好きを多く見かけます。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康・・・。その物語に出てくる他の人物像も含めて、その人物の生き方、戦いへの戦略、戦術、そして人間的な性格等々を評価しながら、自分になぞらえたり、憧れたりします。また、日本以外で中国の後漢末期から三国時代かけての歴史書である『三国志』もかなり有名で、同じく経営者が歴史書に出てくる人物を探る物語です。そして登場人物もかなりの数で、人数が多い分、自分にクリソツな人物が登場する確率高しです。
 
こういう戦国時代というのは、乱れた天下をいかに統一するか、乱世に有名人が現れて統一していくという時代で、天下統一するために必要な人材を揃えながら戦略を練っていきます。基本的には、今の会社経営とほぼ同じようです。その天下を統一しようとする「君主」に仕える「将軍」と言われる者、「官僚」と言われる者、「軍師」と言われ者が登場します。『三国志』の中で、私が見ているのは『三国志演義』のドラマですが、ある意味各国の「軍師」の戦いです。題名は『三国志 Three Kingdoms』95話からなるドラマです。6回見てしまいました(^^;) 

各国の君主と筆頭の軍師は

魏の国 君主 曹操(孟徳) 軍司 司馬懿(仲達)
蜀の国 君主 劉備(玄徳) 軍司 諸葛亮(孔明)
呉の国 君主 孫権(仲謀) 軍司 周瑜(公瑾)

軍師も他に多数いるのですが、ここに書ききれないので、ご興味のある方は『三国志 Three Kingdoms』ググってみてください。
 
 私が羨望のまなざしで何度も感動したり確認したりしながら見ている「軍師」と言えばやはり”諸葛亮孔明”です。多分世間でも、”諸葛亮孔明”大好きな人も多くおられると思います。何が凄いのか?どういうところが好きなのか?は人によって違うのでしょうけれども、私のいいね!というところは、名だたる軍師は基本的に国を統一できそうな君主に付いていくのですが、諸葛は天下を統一できる君主を作り上げていくという考え方です。セカンドであってメインになるという、ずうずうしい役回り。しかし、神的にその役割を果たしていくところが感動的です。
 
しかし、最近発見してしまった『三国志』の別のドラマ。それは『三国志 軍司同盟』というものです。これも86話あるのですが、この『三国志』は軍師に焦点を合わせて物語が作られており、蜀の国の軍師”諸葛亮孔明”ではなく、魏の国の軍師”司馬懿仲達”に焦点を合わせて作られたドラマです。
 
神的な”諸葛亮孔明”とは反対の、とても人間的な”司馬懿仲達”です。自分の君主からは常に命を狙われながら、その危機的状況を避ける策も講じながら自分の地位を確立していき、その策が非常に道理を得た人間くさい進め方で、”諸葛亮孔明”とはかなり違った戦略です。色々な戦いの中で、司馬懿はなかなか諸葛亮には勝てないのですが、最後の最後には天が司馬懿に味方するという、人の能力では計り知れない決着となるというところで終わります。
 
こういう結末を見ても、やっている事とか使っているツールは昔とは全く違うようで、経営環境は大きく違ているようですが、根底の流れは同じような感じで、歴史は繰り返すというか、三国志の時代も、現代もそんなに変わらないのか??と、またまた、『三国志』研究に突入です。まあ、やれることは全てやる。その後は天のみぞ知る!っていうところですね。
 
是非『三国志』見てみてください。自分クリソツな人が居てますので(^^;)英雄なのか?途中悪いことして、首惨殺される人なのか???探してみてください(^^)/ハマる事間違いなし(^^)v

やこやこ

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