みなさま こんにちは。社員税理士の光島です。

11月になりました、年末調整の時期ですね。
もう、年末調整の書類は会社に提出されましたか?
今回は押印が不要となっているので、ちょっと手間が省けますね!
 
さて、国税庁が「年末調整に係る控除申告作成アプリ」なるものをリリースしているようなので、実際にやってみました。(令和2年分もあったんですね・・・)
 
まずは、アプリ(ソフトウェア)の取得から。
Windows10で動いているパソコンでは、マイクロソフトストアで「年末調整 国税庁」と検索後、ヒットしたアプリをダウンロードするのが一番早いようです。直接ソフトウェアをダウンロードする方法もあるようですが、インストールするまでにかなり手間がかかりますので、マイクロソフトストアでのアプリの取得をおすすめします。
 
アプリが取得出来たら、さっそく起動してみましょう。
ちなみに、Windowsのスタートボタンの一覧からアプリを探しますと、なかなか出てきません。
どこに行ったのかと探していると、なんと、一番下の「ら」のところで発見しました。令和3年分の・・・“れ”から、「ら」行の分類で発見できたという具合です。
日本語とは、なんと奥ゆかしいことでしょうか。
 
そうこうしているうちに、なんとかアプリを起動しました。
ここからは、画面の指示に従って、ひたすら入力です。
 

(1)基本情報入力 からスタート!

少し面倒ですが、ここで頑張って入力しておくと、来年からはとても楽に作成できます。入力マスで指定されている「全角・半角」を守って入力しないと、エラー再入力となりますので、ご注意ください。
住所は、郵便番号から勝手に取得してくれるので、入力はスムーズにできます。
 
「(1)基本情報入力」ページの最後のところで、「ID・パスワードの入力」するところがあります。

ここにID及びパスワードを入力すると、次からは何度も同じことを入力しなくても済むようになります。ここから先は、いろいろ電子データの取り込みで入力の手間を省けるようですが、今回はひたすら手入力してみました。
 
すべてが入力完了出来たら、いよいよ出力形式の選択です
会社の給料計算システムで受け入れ可能であれば、電子データでの出力も可能です。

今年は、書面印刷にしてみました。
選択窓で「書面印刷」を選択。
出力する控除申告書をチェックして出力。
出力されたものは「なんかこれじゃない感・・・」が漂うのですが、これでOKみたいです。
 
従業員さん向けに、プレゼンファイル(PowerPoint)が用意されているようなので、こちらも是非、利用してみてください。
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/pdf/0020005-071_09.pptx
 
今回は、「扶養控除等申告書」と「基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書」のみを作ってみました。

これからマイナンバーのポイント取得を目的に、多くの方がマイナンバーカードを取得されると思います。
 
マイナンバーカードを「マイナポータル」と紐づけすると、生命保険料控除や住宅ローン控除申告書も、電子データで読み込んで作成可能になります。
 
ますます便利に(?)なる一方で、なかなかついていけずに取り残されそうになっていますが、なんとか皆様のお役に立てるよう、今後もいろいろチャレンジしていこうと思います。

では!

*文中のイラストは、国税庁のサイトからお借りしました。

  
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