色即是空 空即是色(しきそくぜくう くうそくぜしき)。ご存知の方も多いと思いますが、四文字熟語ではなく、般若心経の中に出て来る一説です。今回の断捨離とどう関係があるでしょうか?というのは、断捨離という事に意識し最近捨てに捨てまくり、ふとこの般若心経の一説を思い出しました。”色即是空空即是色”つまり、物事は在るようで無く、無いようで在る。直訳するとそんな感じでしょうか。

”あのエクセルのファイルは?”っと、保存したはずのフォルダー内を探しまわり結局見つかりません。ディスクトップいっぱいに散らばったファイルやフォルダー、またフォルダー内に存在するだろうファイル、これってある日突然、パソコンがクラッシュしたら困るのか?と考えると、いつも漠然と見ているだけで、いつも使っているショートカットぐらいが無くなると・・、しかしショートカットなのですぐ復元できる。それで思い出したんですね。例の”色即是空空即是色”ファイルは実際あるんだけど、使おうと思ったとき無い?

そう考えると、箪笥の中の衣料とか押入れの中にある物、実際何が入っているのか?スーツなんかは買った事はあるんですが、捨てたことが無い。サイズも流行も年齢的に少し無理というやつ。箪笥にいっぱい入ってます。引き出しを開けると、その類の衣服が家族分びっしり。当然在る事すら忘れているブツ。それらの物が家の空間を堂々と占有しています。これぞ物の”窓際族”

物は実際あるのに、使おうと思ったとき無い。本当は無いのに、ただ在るんじゃないかと勘違いしている?結局無いんじゃん!とこれは一種の悟りの境地です。この境地に至った瞬間から、まずは自分のパソコンの分だけですが、じゃんじゃんゴミ箱行き。かなりハードディスクが断捨離。何か物すごくすっきりです。データって物では無いのですが、やはり変なエネルギーで繋がっていたんですね。

次は家の衣装棚の中の断捨離。服もかなり”窓際族的物”がいっぱいあるんでしょうね。捨てる事を考えると何かわくわくする今日この頃。どこかで使える物は使っていただき、それ以外は捨てる。それで一旦リセットし今後は本当に必要な物だけを厳選していくという生き方でしょうか。たかだか物は物ですが、されど物。やはり物も必死で捨てないで~!光線を発します。それを感じるのも人間です。

物は大切にしないといけませんが、だからこそ入ってくるところで断ち、入ってきた物を厳選し捨てる。そうすることによって、心が離、つまり開放されていくような気がします。これが断捨離。次回は断捨離後のブツとの付き合い方について考えていきたいと思います。

捨てるぞ~!!!

やこやこ

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