SDA王滝100kmに挑戦

オペレーション部門の川畑です。昨年になりますがSDA王滝に初挑戦しました。SDA王滝100kmとは、長野県木曽郡にある王滝村(御岳山辺り)の山道をマウンテンバイクで100km走るレースです。
実力的には42kmにすべきところでしたが、長野に行ってまで走るのならたくさん走りたいと思い100kmに完走目標でエントリーしました。

今回夫婦で参加したのですが、なぜかタイミング悪く旦那に今まで一度も無かった外せない土曜出勤が前日に発生してしまい、夜出発で夜中到着、早朝スタートという弾丸スケジュールになり、到着後車中で少しでも寝ようとしましたが全く睡眠がとれず。

それでも完走しようと前向きに準備開始。レースではありますが『完走が目標！』ということもあり、毎度の恒例らしいスタートの場所取り争いには参加しませんでした。それどころか不本意ながら旦那のトイレ待ちを待っている最中に、スタートする皆さんを見送ることに!！

結局10分遅れでのスタートとなり、結構頑張ってやっと集団から落ちてきた人たちを発見出来るくらいでしたので、渋滞にははまらずに済みましたが、序盤から脚を使ってしまいました。

そして最初のエイド(約24km地点)までは目標通りでしたが、その後CP1(約54km地点)までの30kmが長い登りと長い下りの繰り返しで、未熟な私にとっては休み所が無く、そこでも随分と消耗してしまったようです。

そこからコース終盤となる周回1周目(2周finish)に入った途端、コースが混雑し押し歩く人の列が度々あり。疲れのせいか、多くの人が私の走りたい(走り易い)ラインを塞ぐように歩いており、それを避けて石や岩で荒れたラインを仕方なく走っていると、大きい石にリアタイヤが引っ掛かり落車転倒。その後も誤魔化し走ってきた太腿まで攣るなど段々と完走が怪しくなり、結果足切りタイム5分前にCP2(約68km)到着しました。

『finishにしますか？』と確認されて、考える余裕もなく『はい』と即答し今回の挑戦は終了しました。
周回区間は走ってきた中でも勾配や路面も1番厳しく、とても2周目に行く気にはなれない様なところでしたので、レースや完走をした人たちは本当に凄いと思いました。

目標だった完走を遂げることは出来なかったのですが、登りで抜いた人たちに毎回下りで抜き返され、もう少し速く下る事が出来れば完走出来たのではないかというくらい遅かったので、自分に足りないものが分かりました。
また、事前にコースの動画を見て想像していた路面状況より実際が悪く、テクニカルで走り難かったことがライン選びや目線などの練習にもなり、100kmに挑戦して本当に良かったです。