ここ最近、日本はサッカーで話題がもちきりやったんですが、ニュースもサッカーばかりに気を取られている間に、経済界では凄いことが起こっておりました。何かというと、株価です。株が先週から今週にかけて暴落状態。今日も日経ダウ平均が一日で363.75円の下落しました。それは今日のことだけでは無く、今月に入ってから下がり続けております。今月月初の日経ダウ平均は 11,901.39円で、今日の終値は 10,476.18円でした。一ヶ月も経たないうちに、約1,500円下落した事になります。これはどういう事かというと、ダウ平均100円が資産価値1兆円とすると、この1ヶ月で15兆円という、天文学的数字の資産が吹き飛んでしまった、という事を意味します。それも、何もしないのにそれだけの金額が目減りしてしまったという事です。

 株価と云うものは将来の経済状態を先取りして、値段が決まるといわれます。どのぐらい先なのかはわからないのですが、これだけ状況が短期でめまぐるしく変化するという事で考えると、結構短期的な経済状況を表すのでしょう。それを盛り込んで、12.6%もの株価が下落するという事は、年内景気にか関わる事で、もうひと悶着あるという事をあらわしています。何が起こるのか?と言うとまずは金融の破綻、今年2月頃にダウが10,000円を割り込んだときに銀行は、次々と破綻しました。それと同じ状況が、半年も経たないうちにやって来ます。凄いと言えば凄い事なんですが、しかし、これからの経済社会に向けての仕組みの作り直しと考えれば、当たり前の出来事のようにも見えます。  とにかく毎日毎日経済状況は大揺れしているのは、土を篩(ふるい)にかけて小石をはねるように、大きく篩を揺らすと、たくさんの小石が早くはねられると同じ原理で、市場という篩を大きくそして早く揺さぶる事によって、将来的に社会的責任が果たせる会社だけが残り、それ以外の会社は市場から追い出される。そういう状況で、市場という篩は最終の大揺れを起こしているのかも知れません。

 我々もそういった状況を、常に把握しながら、篩にかけられない企業に早くなっていきたいものです。

                  やこやこ

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今日の漢字    ける   
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  答      蹴る
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ワールドカップもやっと終わり、(まだやってるようですが)この間までの盛り上がりは、多分無い?のかな?と素人考えではありますが、そう思っております。そこで、今回はサッカーにちなんで、この問題にしました。ケルとは読めても、書くことは私には不可能でした。 ちなみに、サッカーを日本語でいうと、→ 蹴球(しゅうきゅう) といいます。某コーヒー豆を当事務所に持ってきてくれるS社のY氏が高校の時に、サッカー部やったんですが、何かに蹴球部と書いてあって、何の事と聞いたことがあったんで、覚えておりました。 ご参考まで。(知らないのは、私だけ???)

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