監査一部門の清岡です。

会社の健康診断グラフ_中央値1

経営分析の一つに同業他社の数値と比較することがあります。

そして、その数値にはよく平均値が使われています。

ただし、この平均値も常に正確な状態を表しているとは限りません。

 

たとえば、平均値が「5」とした場合、「4」と「6」の平均も、「1」と「9」の平均も同じ「5」となります。

このように、平均が同じ「5」と言うだけで両者を一緒とすると、少しおかしく感じます。

 

そのような場合には、参考とする数値も、単純に与えられた数値が平均とするのではなく、どの様な金額やデータが対象となっているのかを知る事が大事になります。

 

例えば、次の9個の数値の「1」「1」「1」「2」「2」「3」「3」「4」「28」の平均も「5」となります。これもよく言われる、平均値と中央値の違いです。

 

一つだけ大きな数字があると、その数値の「28」以外は、全て平均以下となってしまいます。

これでは、正しく数値を比較することが出来ません。

 

それでは、中央値(データを小さい順に並べたとき中央に位置する値)は、どのようになっているでしょうか。この場合の中央値は「2」となります。

本来比較するのであれば、この中央値を比較対象とする方が経営分析としては、有効ではないでしょうか。

 

また、最頻値(最も多く出現する数値)は「1」となります。

この数値も参考数値と言えるでしょう。

 
 

もう少しサンプル数を増やして見てみましょう。

下記のような場合、平均値は「5」、中央値は「4」、最頻値は「3」となります。

 

数値 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
個数 4 14 24 20 7 6 5 5 4 3 2 2 1 1 1 1



中央値0001

 

単純に、平均値を比較対象とするのではなく、本当に参考となる比較数値を見極める必要があると言えるでしょう。

  
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