会社の税金-1
監査二部門の梅本です。

 

「会社」には色々な税金がかかります。

最初に頭に浮かぶのは、法人税でしょうか。
 
他にも、消費税・法人事業税・不動産取得税・印紙税と様々な種類の税金が課せられます。

 

さて、今回から『会社の税金』という新しいテーマを基にコラムを執筆していきます。

 

『会社の税金』その中でも、会社の利益に課税される「法人税」、今後大きく変わっていく「消費税」の

内容を中心にお伝えしていきたいと思っております。

 

では今回はまず、このテーマの根幹である「法人税」についての誤解を解いておきましょう。

 

法人税の申告を税理士なしで行なうのは困難ですし、「法人税」というと少し難解なイメージがある

でしょうか?しかし、実は基本的な仕組みはシンプルそのものです。

 
 

個人で収入があれば、「給与」「事業」「譲渡」「雑」「一時」など、たくさんの所得区分に分かれて

います。どのような収入かで税率が違うことさえあります。なんとまぁ複雑な事でしょう。

 

しかし、法人税ではそういった区分はありません。

商品売上の利益も、保険の解約益も、土地の売却益も全て、益金として同じ税率で課税対象になります。

 

極端な例ですが、所得税では非課税の宝くじの当選金ですら、法人税では課税対象です。

普通法人には非課税という概念はありません。

 
 

一定のルールで計算して、会社が儲かっていたら「法人税払ってね!」と、たったそれだけです。

 
 

次回からのコラムでは引き続き、法人税ついてもう少し掘り下げて、基本的な考え方をお伝えして

いきたいと思います。

  
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